【観光情報】バロン寺院

( 英: Barong Temple、イ: Candi Barong )

丘の中腹に位置する、9世紀から10世紀のヒンドゥー教寺院。
ヴィシュヌ神とその妻・サリ神を祀り、豊穣を祈念して建てられたと考えられている。
20世紀初頭に発見された。

もともとはサリ・ソログドッグ寺院 ( 英: Sari Sorogedug Temple、イ: Candi Sari Sorogedug ) という名前だったが、寺院のバロン ( カーラ ) のオーナメントが特徴的なことからバロン寺院と呼ばれるようになった。

広大な敷地には3つのテラスに分けられており、一番上の第一テラスに8.18m × 8.18mの2つの主堂が在る。1987年から1992年にかけて修復工事が行われ、続いて、敷地を取り囲む壁や堀の整備が行われた。修復工事中、ヴィシュヌ神像・サリ神像・ガネーシャ像のほか、未完成の像や安山岩で造られた箱が発見された。箱のなかには金や銀のお皿や磁器製のボウルやスプーンなどが入っており、金のお皿には碑文が入っているが未解明のままとなっている。


【 基本情報 】

入場料 Rp 10,000
※大人・子ども同額
※クレジットカード払い不可
営業時間 7:00 – 17:00

【 行き方 】
公共の交通機関はありません。バイク・車をチャーターしてお出かけください。
ジョグジャカルタ市内からバイク・車で55分。
プランバナン寺院からバイク・車で20分。


ツアー情報
プランバナン寺院のツアー日程に組み込み可能です。
各ツアーのコンタクトフォームに「バロン寺院追加希望」と書いてお問い合わせください。

バロン寺院など、プランバナンエリアの遺跡10カ所にぐるっとご案内。
《ジョグジャカルタ・ボロブドゥール発着》
プランバナン・遺跡フィールドトリップ