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【お役立ち情報】虫

虫は基本的に乾季 ( 5月~11月 )には少なく、雨季 ( 12月~5月 ) に増えます。


年中います。といっても意外に少なく、日本の夏より少ないです。ホテルによっては蚊帳・蚊取りマット・蚊除けのオイルなどが用意されているところがありますので、気になる方はそれらを使うだけで十分安眠できると思います。
蚊除けオイルはコンビニでも売っています。
デング熱などの蚊による伝染病の話はときどき聞きますが、予防接種が必要なほど流行することはありません。

アリ
蚊よりも面倒なのが、実はアリです。こちらではいたるところに出没します。しかも何種類もいます…。食べ物は冷蔵庫以外に安全地帯はありません。シティホテルではアリ害はほとんどないと思いますが、土や木が近くにあるヴィラや民宿にお泊まりの方は食べ物・飲み物をテーブルの上などに長く放置しないほうがいいです。

ハエ
これも日本よりも多いです。特にローカル食堂では必ずいます。普通のレストランでもジャワ島のレストランは半オープンだったり、ドアや窓が開けっ放しになっていることが多いので時々入ってきます。避ける方法はないので、気になる方は、高級ホテルやショッピングモールのレストランをご利用ください。

ゴキブリ
日本と同じでいるところにはいます。こちらでも嫌われ者ですので、一般家庭でもどんなレベルのホテル・レストランでも対策はしています。

ヤモリ
虫ではありませんが、出没頻度が高いので合わせて紹介します。
木が多いところにあるホテルやレストランの天井や壁によくいます。こちらではヤモリは蚊を食べてくれる生き物なので、退治されることはありません。

【お役立ち情報】トイレ

便器
多いのは和式。でも洋式も増えています。
和式の場合、洗浄は桶の水を自分で流します。レバーを踏めばジャーっと自動で水が流れる…なんていう和式トイレはほとんどありません。
洋式もシンプルなものでウォッシュレットは付いていません。
外国人向けの宿泊施設・レストラン・大型ショッピングモールでは洋式トイレですが、インドネシア人向けの安宿・食堂・ガソリンスタンド・コンビニ・一般家庭のトイレは和式がほとんどです。

トイレットペーパー
インドネシア人はトイレットペーパーは使いません。紙の代わりに水で処理します。そのためインドネシア人の使用後は便器も床も水浸しになっていることがあります。
水処理が一般的なため、外国人向けのホテル・レストラン・大型ショッピングモール以外はトイレットペーパーは設置されていません。ティッシュかトイレットペーパーを持参してください。また使用済みトイレットペーパーは流せません。便器に捨てずゴミ箱に捨ててください。

使用料
ガソリンスタンド・一部の観光地のトイレは有料です。
係員がいるか集金箱が置かれているので利用した際は支払います。1回2,000ルピアほどです。

並び方
インドネシア人は個室1つごとに列を作って並びます。トイレの入り口あたりで1列に並び、空いたら早く並んでいた人から入る日本とは全く違います。非効率的じゃないか!というツッコミは通用しません。郷に入れば郷に従えです。早く空きそうなところに目星をつけて、その個室のドアの前で待ってください。

鞄かけフック
ほとんどありません。鞄を持って入ると鞄を抱えて済ますことになるので、鞄は信頼できる場所に置いていったほうがいいです。

緊急トイレはガソリンスタンドやコンビニのトイレを借りるしかないので、できるだけホテル・レストラン・主要観光地の快適なトイレがある場所では出発前に済ませておきましょう。
ガソリンスタンド・コンビニ・安食堂のトイレに行くときは事前に
✓ズボンやスカートの裾をめくり上げておく
✓びしょびしょの床に備えてビーチサンダルで
✓ティッシュかトイレットペーパーをポケットに詰めて
✓お釣りのないように2,000ルピアを準備
と準備万端でいきましょう。

これまでの日本人のお客様にトイレの感想を聞くと、まあ合格点、という回答がほとんどです。
魑魅魍魎が跋扈する世界ではないのでご安心を。

【お役立ち情報】お風呂

インドネシアではお風呂のことをマンディ ( Mandi ) といいます。日本のお風呂とインドネシアのマンディ、習慣が全然違います。

ジャワ島では朝と夕方にマンディをするのが一般的ですが、お湯に浸かるという習慣がありません。なので一般家庭ではもちろん、ホテルでもほとんどバスタブはありません。老舗のホテルの中には全室バスタブ付きのホテルもありますが、新しいホテルではスイート以外はバスタブなしというのが主流です。
また一般家庭ではシャワーもなく、大きな水桶から手桶で水を掬い頭から豪快に浴びる水浴びスタイルのところが多いです。安宿ではシャワーすらなく水浴びしかないようなところもまだあります。これはホテルの部屋説明文にもはっきりと明示されていないことが多く、チェックインして初めて判明するケースが多いです。

また、地域差がありますが、平地に住んでいる人はお湯を使わず、水でマンディをする人が多いです。ホテルと名のついたところでは必ずお湯は出ますが、安宿でわざわざホットシャワーと表示がある場合は要注意。ホットシャワーと書かれた部屋でしかお湯は出ないということです。つまりホットシャワーと書かれていない部屋は水のみです。

私が知るかぎり、ブロモ火山イジェン火山近くのバニュワンギの安宿で特に激安のところは水マンディしかありません。特にブロモ火山の朝晩はとても寒く水マンディなんてできません。少々高くてもお湯のある宿を選ぶことをおすすめします。