日常のなかのバティック

2018年11月7日

地味な色だな~
変な模様だな~
自分が身につけることはないな~

初めてジョグジャカルタに来てバティックを見たときに、こんな感想を抱いたわたしですが、
こちらに住みだしてから、すこしずつバティックの良さがわかるようになってきました。
ボロブドゥールに住む同年代のバティックデザイナーと出会い、彼女が作るボロブドゥール寺院や自然をモチーフとしたモダン・バティックに魅せられたところから始まり、その後、伝統的なバティックにも興味が広がりました。

大型店で大量生産されたものをささっと買うよりも、直に工房に赴き、職人さんたちが作る過程を見たり、店の主人と話をして、バティックを選ぶ時間が好きです。たとえ価格的に安い布でも、人の手のぬくもりが感じられる布は裁断することができず、布のまま置いています。

悲しいことにバティック柄の服を着こなすことができないので ( わたしの薄い顔はバティックに負けてしまいます… )、バティック柄の靴・かばん・スカーフなどワンポイントでバティックを身につけるようにしています。バティック総柄のシャツなどは日本では着にくいと思いますが、小物だと日本でも大丈夫かも!?ご自身のお土産として、ぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、うちではバティックは、友達のバティックデザイナーが教えてくれたとおり、赤ちゃん用のシャンプーで洗濯しています。彼女によると市販のバティック用洗剤よりも赤ちゃん用シャンプーの方が色落ちを防げるそうです。


バティックについては、こちらのページで詳しく紹介しています。
ご興味のある方はどうぞ。


当社ではバティック工房めぐりのツアーも行っています。
詳しくは下記より。
ジョグジャカルタ バティック紀行
ソロ バティック紀行