( 英: Old Town、イ: Kota Lama )
スマラン市北部、タワン駅の南側に広がる、18世紀から19世紀にかけて建てられたコロニアル建築群が残るエリアのこと。
スマランがオランダ文化を受けて立派な町が形成されていたことを物語る場所であると同時に、白亜の瀟洒な建物が作り出す優雅な佇まいはスマランきっての写真映えするスポットとして人気を集めている。
建設当時そのままに教会として機能しているブレンドゥック教会のほか、昔の建物を利用したカフェやレストラン、アートギャラリー、ホテルやゲストハウス、アンティーク・マーケット、工場、住宅がたくさんあり、そぞろ歩きに最適。
夕方から夜にかけてライトアップされる。
ブレンドゥック教会
( 英: Blenduk Church、イ: Gereja Blenduk )
1753年に建てられた、中部ジャワで最も古いキリスト教の教会。コタ・ラマの中心に位置し、シンボル的存在。日中は中に入ることも可能。正式名称は、GPIB Immanuel Semarang というが、その容姿から ” ブレンドゥック ” ( ジャワ語で円形ドームを指す ) 教会として親しまれている。
ルマー・アカール/テンボック・アカール
( イ: Rumah Akar/ Tembok Akar )
古ぼけたレンガ壁に樹の根が絡みついている様子が面白い人気写真スポット。
アンティーク・マーケット
( イ: Pasar Antik )
ブレンドゥック教会の裏側にある建物のなかに小さなアンティークショップがたくさん集まり市場を成している。
スマラン・コンテンポラリーアート・ギャラリー
( イ: Semarang Contemporary Art Gallery )
1822年建造の建物を再利用している小さな美術館。
2008年にギャラリーと再出発した。現在は企画展のみ。
月曜日休館、10:00~20:30、入館料 Rp 20,000。
【 基本情報 】
| 入場料 | 無料 |
| 営業時間 | 24時間 |
【 行き方 】
タワン駅から徒歩15分。

中部ジャワ州立博物館。1989年開館。19世紀の著名な詩人から取って名付けられた。
地表に噴出している炭化水素ガスが燃焼することで地面で火が燃えているように見える地質学的現象が見られる、中部ジャワ州グロボガン県の観光地のひとつ。ガスは常に噴出しているため、火は常に見ることができる。
スマラン県にある、約2,600ヘクタールの大きな湖。名前の“ ペニン ”とはジャワ語で「透明な」という意味。
1945年から1949年のインドネシア独立戦争時、幾度か重要な作戦が実行され、歴史に名前を残しているアンバラワにおいて、1945年10月20日から12月15日に組織されたばかりのインドネシア軍が2,000人以上の犠牲を出しながらもイギリス率いる連合軍を駆逐した「アンバラワの戦い」の戦勝記念碑。1974年建造。
1873年にウィレム駅 ( アンバラワ駅 ) として誕生した駅跡地を1976年に博物館として改築した、インドネシアで最大の鉄道博物館。インドネシア鉄道会社の所有。


1945年に起きたスマラン事件 ( 五日間戦争 ) の日本人犠牲者のための碑。
ジャワ語で「千の扉」という意味の名前がついた建物。その名のとおり、扉の数がとても多く優美な印象。