ジョグジャカルタ特別州グヌンキドゥルや中部ジャワ州のウォノギリや東ジャワ州のパチタン、ブリタールなど、地質的に稲作が向かないエリアで白米の代用品として昔から食されていたもの。流通の発展に伴い、白米が常に手に入れられるようになった現在は各地の郷土料理として定番化しています。
やせた土地でも簡単に育つキャッサバを乾燥させて細かくおろし、蒸しています。現在、郷土料理として提供されているものは白米と同量で混ぜたものが多く、数種のおかずとサンバルを添えて食べます。
そのものとしてはほとんど味はなく、コリっとした少し硬い食感が特徴的です。
地域によっては、” Thiwul ” と表記されることもあり。一般的な食堂・レストランでは提供されておらず、専門食堂で食べることができます。