Try! 安くて美味いローカルフード」カテゴリーアーカイブ

【ローカルフード】ナシ・ガンドゥル ( Nasi Gandul )

中部ジャワ州パティ県の郷土料理。

薄切りビーフをココナッツミルクと数種類のスパイスで煮込んだスープを白いごはんにかけたもの。テンペや煮卵を添えて食べることが多いです。

名前の ” ガンドゥル ” とは行商が使う、持ち運びができる木製または竹製の大きな棚のようなもので、もともとこの料理はガンドゥルで路上販売されていたことから名付けられたそうです。

パティ県では屋台や路上で売られていることが多く、パティ県以外の町にも専門店がたくさんあり、ジャワ島全体で比較的見つけやすい郷土料理のひとつ。

【ローカルフード】ペテ ( Pete )

和名 ネジレフサマメノキという、20mほどに成長するマメ科の植物。
40~50㎝ほどの莢に包まれた種を野菜の一種として食用します。1つの莢にはソラマメほどの大きさの種が12~20個並んでおり、市場では莢のまま売られています ( 画像左 )。

サンバルと和えてサンバル・ペテ ( 画像右 ) として食べるほか、ナシ・ゴレントンセンや野菜炒めに入れたりして食べます。

独特の匂いがあり、体内で消化された後、汗や尿から排出されるため、ドリアンやジェンコルと一緒に「匂うけど体に良く、美味しい食材」としてとても一般的な食材です。

【ローカルフード】ジェンコル ( Jengkol )

和名はジリンマメというマメ科の植物。

ジャワ島ではこの種を野菜の一種として食べます ( 画像左 )。

種は赤ちゃんの手のひらほどの大きさで、平らな形をしていて、茹でると芋のような食感になります。市場などで野菜と一緒に売られており、他の野菜に比べて値段は高め。

代表的な食べ方は、茹でたジェンコルをサンバルで炒めたもの ( ジェンコル・バラド Jengkol Balado、画像右 ) やサンバルとココナッツミルクで炒めたもの ( ジェンコル・レンダン Jengkol Rendang ) です。ナシ・チャンプールを出す食堂などで見かけられる、比較的レア度の高い野菜です。

体内で消化された後、利尿作用があり、また独特で強烈な匂いを発するようになり、汗や尿がにおう原因となります。
一方で糖尿病の予防や心臓に良いとされています。

【ローカルフード】ソト・ラモンガン ( Soto Lamongan )

ジャワ島第二の都市・スラバヤから西へ車で約1時間のところにあるラモンガン県のソト

一般的なソトとの大きく違うのは、黄色い濃厚なスープであることと ” コヤ・ウダン Koya Udang ” と呼ばれるエビの粉末をふりかけて食べることの2つ。潮の香りや風味がスープとよく合います。
また、ゆで卵やプルケデルも入っており、一般的なソトに比べるとボリューミーです。

ジャワ島全土で人気が高く、ラモンガン県から離れた地域でも、ソト・ラモンガンのお店はたくさんあり、比較的遭遇率の高いソトの一種です。

【ローカルフード】リスタフェル/ライスタフェル ( Rijsttafel )

オランダ統治時代にジャワ島で富を築いたオランダ人が西洋式のマナーや食事方法で数十種類のインドネシア料理で客をもてなしたことを起源とする料理提供方法。

前菜・副菜・主菜からデザートまで供され、テーブルにはお皿が所狭しと並び、ナイフやフォークが用意され、ワインなどのお酒も出される。

ジャワ島の料理だけではなく、インドネシアのほかの地域の郷土料理や中国・中東・西洋の影響を受けた料理など多種多様な料理を楽しめる豪華な食事として、現在では一部の高級ホテルや高級レストランで予約制で提供している。

【ローカルフード】パダン料理 ( Masakan Padang )

ジャワ島全土、津々浦々、小さな町でもよく見かけるのがパダン料理。ジャワ島の隣島・スマトラ島の西スマトラ州の料理です。白いごはんに数種の作り置きのおかずを添えて食べます。

食材はジャワ料理とほぼ同じ。鶏・ヤギ・ナマズ・その他淡水魚やイカなど種類はいろいろ。野菜はナンカやキャッサバの葉が中心で種類は少なめ。プルケデルは定番の野菜料理のひとつ。砂糖やジャワ砂糖で甘みを加えて甘辛にした茶色いおかずが多いジャワ料理とちがい、ほとんど甘味はなく、スパイスをふんだんに使った辛めの赤や黄色の料理が多いです。

パダン料理のお店の特徴は、食堂の入口付近にピラミッド型に料理を盛って飾っていることと急角度に反った屋根。お客さんが食べる食べないに関わらず、各テーブルですべてのおかずを小皿で出し、お客さんは食べた料理のみを精算するというのが正統な供し方だそうですが、ジャワ島にある食堂ではほとんどが自分でピラミッド型に並べられたおかずのなかから好きなものをよそうのが一般的です。

【ローカルフード】ナシ・トゥンパン ( Nasi Tumpang )

東ジャワ州クディリが発祥とされ、今ではクディリのほか、中部ジャワ州のボヨラリ県の名物となっている郷土料理。

テンペをさらに発酵させ、唐辛子やジャワ砂糖を加えて作るサンバル・トゥンパンを白いごはん・もやしや青菜の茹で野菜にかけたもの。発酵臭や独特の味はほとんどなく、唐辛子の辛味に大豆のコクが合わさり食べやすい。

クディリやボヨラリでは専門の食堂がたくさんあり、朝から夕方にかけて食べられる。

【ローカルフード】スロト ( Sroto )

中部ジャワ州バニュマス県ソカラジャ郡の郷土料理で、ソトの一種。

一般的なソトに粉末状のピーナッツを入れたもの。ピーナッツの香ばしさが加わり、味に奥行きが出て美味しく、もやしや春雨に絡まるピーナッツのカリカリした食感も面白いスープ。

白いごはんやロントンと食べるのが一般的。

ソカラジャ以外の地域ではあまり見ることのないレア度の高いローカルフード。

【ローカルフード】ソト・ブタウィ ( Soto Betawi )

ジャカルタが発祥とされるスープで、ソトの一種。

牛肉 ( ときには牛のホルモン ) とジャガイモとトマトが主な食材で、スープにはココナッツミルクまたは牛乳が使われるのが特徴。もやしや春雨が入っている澄んだスープで淡白な味わいの一般的なソトとちがい、白濁したソト・ブタウィはこってりと濃厚な味で食べ応えアリ。白米と一緒に食べるのが一般的。

今ではジャカルタ以外の町にも専門店があるので、ジャカルタ以外の地域でも比較的簡単に見つけられる郷土料理。