【旅日記】2021年12月23日 ステイケーション⑥ スマラン県バンドゥンガン ( プライベート )

日本のキーンと冷えた空気とクリスマスや年末年始でウキウキした雰囲気が恋しい今日この頃。一度は「年末年始の休暇シーズンは活動制限措置を強化する」と発表があったものの結局それも撤回され、こちらでも2週間ほどの休暇に入りました。オミクロン株の脅威はあるけれど ( 12月中旬にインドネシア国内でも感染者が出たと報道があったばかり )、ジャカルタナンバーやスマランナンバーの車で渋滞気味のなか、今年最後の家族旅行に行ってきました。行先は、スマラン県北西部にあるバンドゥンガン Bandungan です。外国からの旅行客が多く訪れる場所ではありませんが、グドン・ソンゴという寺院遺跡があったり、スマラン市から気軽にアクセスできる山間部の避暑地として中規模のホテルがたくさんあるエリアです。今回は、” 屋内遊技場 ” という雨季にはとても心強い設備があるという理由で Griya Persada Convention Hotel & Resort を選びました。

まずは自宅から2時間弱走ってCimory On The Valley という、牛乳や飲むヨーグルトを製造している会社が運営する施設へ。お目当てはここに併設されているミニ動物園 ( 隣にあるミニマニア Mini Mania という世界各国の有名なミニチュア建造物があるエリアにも入れる入場券が Rp 35,000、飲むヨーグルト付 )。ミニ動物園なので大型の動物はいませんが、牛・馬・ヤギ・羊・ウサギ・鹿がいて子どもたちには好評でした ( 入場券売り場の案内板ではミニ動物園だけの入場券Rp 15,000もあったのですが、実際には販売されていませんでした。あと、園内で売られていたアイスクリームもバニラ・チョコ・ミックスと3種類表示があるのに実際に売られているのはミックスだけでした…インドネシアあるあるですが… )。動物園を見終わった時点ですでにお昼だったので、そのまま Cimory On The Vallery にあるレストランで昼食にしました ( レストランは可もなく不可もなく… )。
個人的には昼食後、近くにある小さな寺院遺跡と天然の温泉、それからビスケット工場見学にも行きたかったのですが、長男が「ホテルに行きたい」とゴネ出し、パートナーも早くホテルに入ってゆっくりしたそうな感じだったのでホテルへ向かいました。1時半ごろにはホテルに到着。部屋のベランダからはぺニン湖や山々が見えました。そして、すぐにプレイグラウンドへ。このプレイグランドはホテルとは別の会社が運営しているようで、宿泊者でも入場料がかかりました ( 時間制限なしで子ども一人につき Rp 50,000 ~ Rp 75,000 ) が清潔で他の子たちも数えるほどしかおらず、子どもたちは夕方の5時ごろまでずっと遊んでいました。夕食はパートナーの希望で外に出て町の中にある中華食堂で。ネットでの評判どおりとても美味しかったです。夜にはしとしとと雨が降り出し、ジャケットやパーカーを着ていても少し肌寒いくらいでした。

翌朝はホテルの朝食ビュッフェでスタート。長男はパンケーキが食べたかったのですがメニューになく不機嫌に…。わたしやパートナーに「早く食べ終われ」コールをはじめ、自分のお皿にある食べ物を口に詰め込んで終了。その足で再度プレイグラウンドへ。10時半ごろまで遊んだ後、客室棟の屋上にある野菜の水耕栽培農場を見学し、12時にチェックアウト。
せっかくバンドゥンガンまで来たのだから、グドン・ソンゴ寺院と有名な豆腐工場に行きたいとパートナーに宣言していたのですが、ここでまたもや長男が「マクドナルドに行きたい」と言い出し、早く帰りたいパートナーもそれに賛同し、どこにも立ち寄ることなく自宅近くのマクドナルドへ行くことになりました…。

そして、帰宅したら、リビングの天井の一部が抜け落ちていて、部屋のなかが惨憺たる状態になっているのが判明。パートナーは即仕事へ、長男は友達の家へ。落ちている砂や石で遊ぼうとする次男を制止しながら、モヤモヤ気分MAXで掃除しました。
わかってるよ、自分のエゴに付き合わせていることは。最初からリストアップした場所すべてに行けるなんて期待していない、どこか1カ所でも行けたらよかったのにと思うだけ。
ホテルにいるあいだはずっと ” 仕事 ” と称して寝るか映画観るかしてるだけ、子どもと遊ぶのも世話するのも100%わたし。連れてきてくれたことには感謝してるし、寝れるときに寝たらいいと思う。でもわたしだって、たった5分でいいから、ひとりになってベランダで湖を見ながらコーヒー飲めたら、「ああ、来てよかったな」って心から思えてリフレッシュできるのに。そのほんの少しのあいだ、子どもたちをみといてくれたっていいじゃない、あなたの子どもでもあるんだから。
あ~あ、誰の顔色も、誰のスケジュールにも流されることのない、自由な一人旅がしたいなー。