【旅日記】2021年10月30日 ステイケーション⑤ ジョグジャカルタ特別州グヌンキドゥル県のビーチ ( プライベート )

グヌンキドゥル県はジョグジャカルタ特別州の南東部にあり、その大部分が石灰岩の山々に覆われ、南はインド洋に接しています。最近では土地の特性を活かした洞窟や展望スポットや海岸線が観光地としてどんどんと開発されている地域です。
今回の旅の目的は砂浜遊びとシーフード。雨季に入っていますが、滞在中は雨に降られることもなく、3日間、潮騒のなかでリフレッシュしてきました。

10月30日
11:30にボロブドゥールの自宅を出発して、ジョグジャカルタ市内を通って、グヌンキドゥル県へ。活動制限はかかっているとはいえ、ジョグジャカルタでは新型コロナウイルスの感染はかなり落ち着いており、街にはバイクや車が溢れていました。
15:00には今回2泊するヴィラへ到着 ( ちなみに、このエリアに入るための入域料がかかります。大人 Rp 10,000。支払い時に口頭でワクチン接種有無を聞かれました )。海を見下ろす小山の上に建つ、Villa Tritasari です。オーナーはオーストラリア人とインドネシア人のカップル。所有している小山に2つヴィラがあり、上の方のヴィラはオーシャンビュー。メインルームとは別に寝室もあるかなり大きなヴィラです。もう一つのヴィラとは離れているし、車止めや徒歩5分の最寄りビーチからもヴィラは見えないほどの林のなかにあります。ホテル予約サイトでは販売しておらず、予約は直接オーナーへ。隠れ家度の高いヴィラです。入口やメインルームには仏像やグリーンが置かれており、アーティスティックな雰囲気。海側は一面ガラス張り。屋上テラスからもきれいに海が見えます。ただ、設備は安宿と同じ。TV・エアコンなし ( Wi-Fiあり、扇風機あり )、ホットシャワーなし ( 水シャワーのみ。ただし、部屋にはコンロがありお湯が沸かせます )。
ヴィラのオーナーは近くにシーフード食堂も経営していて、夕食はWhatsAppで注文可能。しかもバイクでヴィラまで運んでくれます。この日の夜は、魚のスープ・イカの青唐辛子炒め・カニの甘辛炒めを注文して早めの夕食としました。
夜、子どもたちが寝た後は波の音を遠くに聞きながらパートナーと深夜まで会話。この時間にはもうだいぶ涼しくなっていて、ホットコーヒーも汗をかかずに飲めるような気温。コロナ禍でライフスタイルが大きく変わり、パートナーとは会話する時間が大きく減ってしまっていたので、貴重な時間となりました。

10月31日
夜中から早朝にかけてはかなり涼しく快眠できました。
7:30に朝ごはん ( 朝ごはんもバイクでヴィラまで運んでくれます )。今朝はアヤム・ゴレン
朝食後、パートナーの希望で、サーフィンができると噂のウェディオンボ・ビーチ Pantai Wediombo に行ってきました。ヴィラからは車で約1時間。石灰岩が露出した山々を見ながらのドライブです。この辺りはビーチが連なっており、どのビーチも日曜日のため大盛況。大型バスもバンバン入っていました。ウェディオンボ・ビーチも多分に漏れず大盛況。でも、サーフィンをしている人はおらず。というか、サーフィンに関する注意書きなんかもなく、サーフィン云々は「まあ、強いて言うなら可能」程度なのかな…。人混み嫌いのパートナーは早々に撤退を決め、元来た道を戻りました。
昼食は、ヴィラのすぐ下のビーチ、ンブルック・ビーチ Pantai Mbuluk の入口にある食堂でナシ・ゴレンとココナッツジュースを。ここは小さなビーチで知名度の高いビーチに囲まれているためか、とても人が少なく、白砂もきれいで、子どもたちを遊ばせるのにぴったり。長男は波打ち際で水遊び、次男は砂遊びを夕方まで楽しみました。
夕方にヴィラに戻り、夕食は今夜もシーフード。魚の炭火焼・イカの丸焼き・空心菜炒め。
今夜も子どもが寝たらゆっくりコーヒーを飲もうとパートナーと約束していたのに、2人とも寝かしつけている最中に寝落ち。残念至極です。

11月1日
この日は朝から曇天。
朝食は、ナシ・ゴレンゴレンガン
オーナーが「今日は予約が入っていないので、夕方までゆっくりどうぞ」と言ってくれたので、お言葉に甘え、10時ごろから長男を連れて再度ンブルック・ビーチへ。平日なので他に人はおらず、貸切ビーチでした。長男と一緒にヤドカリを探したり、きれいな貝を拾ったりして2時間ほど遊びました。
14時前にチェックアウトし、豪雨のなか車を走らせボロブドゥールへ。
正直、翌日の長男の幼稚園がなければ、もう1泊延長していたな~。ほんとうに居心地のよいヴィラでした。