【体験レポート】ジャカルタからジョグジャカルタへの列車移動

ジャカルタ中央駅・ガンビールGambir駅からジョグジャカルタ中央駅・トゥグTugu駅への列車移動のレポートです。

乗車日 : 2018年6月29日(金)
列車 : ARGO DWIPANGGA FAKUL ( ジャカルタ・ガンビール駅発、ソロ・バラパン駅行 )

予約・購入
前日。金曜日午前中の列車だったのでまだ前日でも空いていましたが、午後からの列車は満席になっていました。

ガンビール駅 Stasiun Gambirにて
ジャカルタで一番大きな駅。構内にはマクドナルド・ケンタッキー・スターバックス・その他カフェやレストランがたくさんあるので早めに行っても十分時間は潰せます。
駅の入り口は1階。改札も1階で、1ヶ所のみです。

まずは切符を入手します。改札の近くにチェックインカウンターがあります。
切符を購入するとアルファベットと数字で6桁の予約番号が出てきます。その予約番号を画面に入力すると、予約した列車名や氏名が出てくるので、手順に沿ってチェックイン。最後に “ Print  ” というボタンをクリックすると、切符が出てきます。切符は1人1枚です。
切符が出てきたら、改札です。改札ではパスポートも一緒に提示します。
プラットホームは2階です。どのプラットホームかは電光掲示板で確認できます。
私が駅に到着したのは9:43。プラットホームに上がったのは9:52。中央駅と言えどもコンパクトな駅なので、手続きは短時間で済みます。早めに来た方がいいのは当たり前ですが、ギリギリでも間に合うのが列車のいいところですよね。
列車の車体には列車名と号車が書かれています。

 

 

 

 

列車のなか
乗車したのはエグゼクティブクラス Eksekutifでした。車内2列 + 2列の配列です。
クッション・足置き・コンセント・フック・テーブル・ゴミ袋完備。
車内アナウンスはインドネシア語と英語。前方にはテレビもあり映画が上映されていました。
トイレは2車両か3車両ごとに付いてます。トイレットペーパーもちゃんとありました。
売店のスタッフが時々席まで食事や飲み物の注文を取りに来ます。また食堂車もあります。でも食堂車まで行っても買えるものは同じでお弁当しかありませんでした。食堂車というよりは売店車ですね。乗客はほとんど来ず、乗員の休憩場所と化していました。

この列車は全車両エグゼクティブクラスのみの最速列車です。列車は定刻に出発。途中の停車駅は、チルボンCirebon、プロウィケルトPurwokerto、ジョグジャカルタ・トゥグ Tuguの3駅のみ。ジャカルタでは線路脇にバラックが続きます。そこを抜けると一面田んぼ。時々、棚田。時々、村。ジャワの原風景とも言える長閑な場所を東に東に走ります。ジョグジャカルタには定刻から遅れること11分、17:40に到着しました。

トゥグ駅 Stasiun Tugu にて
停車駅では5分弱停まっていますので、急いで降りなくても大丈夫です。
トゥグ駅はジョグジャカルタで一番大きな駅ですが、日本の地方の駅と同じかすこし小さいくらい。プラットホームも1階、出口も1階。ベンチやカフェ、売店、タクシー手配ボックスあり。
下車時に切符は必要ありません。人の流れに沿って出口に出るとタクシードライバーやベチャドライバーが客引きしていました。