【体験レポート】ジョグジャカルタからバンドンへの列車移動

ジョグジャカルタ中央駅・トゥグ Tugu 駅からバンドン Bandung 駅への列車移動のレポートです。

乗車日 : 2019年6月30日(日)
列車 : MUTIARA SELATAN ( マラン駅発、バンドン駅行 )

予約・購入
乗車日の9日前。
この列車は、エコノミークラスとエグゼクティブクラスの2タイプ ( いずれも座席指定制 )。
エコノミーは、横に4席 × 20列、Rp 240,000。
エグゼクティブは、横に 3ないし4席 × 13列、Rp 365,000。
長時間移動で、この差額なら、断然エグゼクティブ!ということで最後の1席を購入しました。
ちなみに、エコノミーは一区画の座席が進行方向とは逆向きでした。エグゼクティブは全座席進行方向向きでした。

トゥグ駅 Stasiun Tugu にて
トゥグ駅には北と南に出入り口があります。
マリオボロ通り以北からのアクセスは北口、マリオボロ通り以南からのアクセスは南口を使うことになります。私はボロブドゥールからだったので北口を利用しました。
駅はとても小さく、チェックインも改札もホームもすべて1階です。
駅に入ったらまずはチェックイン。チェックインカウンターのコンピューターに予約番号6桁を入力するかバーコードをスキャンするとスクリーンに予約内容が出てくるので確認。横のプリンターから乗車券が出てきます。
乗車券とパスポートを改札で係員に見せ、中へ。どの駅でもそうですが、プラットホームへは乗車券を持っている人しか入れません。
ホームは1番線から6番線まであります。電光掲示板にはまだ反映されていなかったので係員に「この列車は何番ホームですか?」と聞いたところ、「4番線か5番線。アナウンスを待て」とのことでした。
改札を抜けてすぐにベンチがあるので座って待てます ( 一部の椅子にはコンセントがついてて充電可 )。構内には売店・喫茶店・有料ラウンジがあり深夜も営業していました。トイレ・充電コーナーあり。荷物預け場所もありましたが、すでに閉まってました。
列車到着のアナウンスはインドネシア語のみでした。
列車は定刻より5分遅く入線しましたが、出発は定刻どおり。ジョグジャカルタには約10分停車でした。
ホームには車両番号を示す表示は何もありません。とりあえず適当なところで待ち、列車が到着した後に自分が乗る車両を探します。車体には列車名と車両番号が表示されています。

列車のなか
頭の高さのところに座席番号が表記されているので自分の席を探します。
荷物は頭上の棚か足元、または車両の一番後ろに少しスペースがあります。
エグゼクティブクラスの座席には、クッション・毛布・テーブル・フットレスト・コンセント完備。トイレは各車両ごとの前方または後方に2つずつあり。
深夜便ですが、完全消灯ではなく、走行中も結構明るいです。また日本の列車より、走行音・ドアの開閉音が大きいです。熟睡のためにはアイマスクや耳栓があったほうがいいです。
エグゼクティブクラスには一部が片側1席のみの箇所があります。1人旅の味方です。

ジョグジャカルタを出発した後も途中の駅で停まったり、対向列車を待ったりするので結構停まりました。5時すぎには明るくなり、景色がみられるようになります。私の席は進行方向左側の席だったのですが、右側の席のほうが景色が良さそうでした。
明るくなった後はワゴン販売がありました。

バンドンに到着する30分くらい前に係員が毛布を集めに来ました。

車内は常に23℃でした。私は長袖のシャツにライトダウンを着、毛布を掛けていましたが、若干寒かったです。

バンドン駅の1つ前 キアラチョンドン Kiaracondong 駅到着時からインドネシア語に加え英語での車内アナウンスがありましたが、それ以外の駅到着時はインドネシア語でのアナウンスのみでした。

バンドン駅 Stasiun Bandung にて
この列車の終着駅です。
バンドン駅も小さい駅でホームも出口も1階。KELUAR ( 出口 ) という看板のとおりに進むと北口に出ます。( 反対側の南口から出ることも可能です )。下車時に切符は必要ありません。