【旅日記】2018年12月31日 ボロブドゥール 新年カウントダウンイベント2日間 ( 同行 )

ボロブドゥール寺院では、新年カウントダウンイベント “ Borobudur Nite ” が毎年行われています。今年は1,500のLED風船がボロブドゥール寺院の上を舞いました。
12月31日・1月1日と2018年と2019年に亘ってご一緒したのは東京からのお客様。もちろん1番の目的はカウントダウンイベントです。今回のお客様、カウントダウンイベントの中の余興に参加し、見事1位になり、景品になんと自転車をゲット!大観衆の前で即興で踊るはっちゃけぶりに感服するとともに、盛り上げてくれたことに心から感謝です。

私にとってはボロブドゥール寺院と風船の幻想的な光景ももちろん印象深かったですが、それよりももっとお客様の美事な余興が忘れられない年越しでした!Happy New Year 2019 !!

【 日程 】
12月31日
14:30 ジョグジャカルタ市内のホテルにお迎え。
14:30 – 15:45 ボロブドゥールへ ( 途中、ドラゴンフルーツ購入 )。
15:45 – 16:15 ムンドゥッ寺院観光
16:20 – 16:45 パオン寺院ルアックコーヒー観光。
17:00 – 18:30 ボロブドゥール寺院サンセット観光。
18:30 – 21:00 夕食。
21:30 – 00:30 カウントダウンイベント参加。
00:30 – 1:30 ジョグジャカルタ市内のホテルへお送り。

ジョグジャカルタ市内のホテルからボロブドゥールへの幹線道路は大混雑。ということで、ドライバーは地元の人しか知らない田舎道を選びました。この道は田んぼのなかや村の中を通るので車窓からの眺めが楽しいんです。またドラゴンフルーツの郷を通るので脇道販売のフレッシュなドラゴンフルーツが手に入ります。今回のお客様も購入。大きな500gのドラゴンフルーツ1個が Rp 10,000でした。
年末カウントダウンイベントは19:00開演。ですが、開演と同時に入場しても時間を持て余すだろうとのことで、ボロブドゥール寺院サンセット観光後、近くの町マグランまでご飯を食べに行き、21:30すぎに入場しました。ステージではインドネシア人ミュージシャンによるライブミュージックのほか余興もあります。今回は「遠くから来ている人」を何人か前に集め、景品の自転車を賭けて競うというものでした。前に集まったのはインドネシア各島から来たインドネシア人やオランダ人、パキスタン人、そして東京代表の当社のお客様。お題はダンス!モジモジと恥ずかしそうにするほかの参加者をよそに我が東京代表は天真爛漫に踊りまくり、見事オーディエンス審査で一番に選ばれ、自転車ゲット。高等なダンステクニックなんて何にも要らないんです。楽しそうにぴょんぴょんくるくる踊る姿は国を超え観客に大ウケでした。肝心のカウントダウンは23:30ごろから風船が配られはじめ、0:00に合わせ一斉に放たれました。

1月1日
13:00 ジョグジャカルタ市内のホテルへお迎え。
13:00 – 13:40 プランバナン寺院へ。
13:40 – 15:00 プランバナン寺院観光。
16:00 – 17:30 ジョグジャカルタ市内で布購入、仕立て屋に持ち込み作成依頼。
18:00 ジョグジャカルタ市内のホテルにお送り。

1月1日はインドネシアでも祝日。プランバナン寺院はいつもの駐車場が満車だったため、別の駐車場に停め、別の入場口から入場しなければならないほどの大混雑でした。プランバナン寺院観光の後は、きのう獲得した自転車を東京まで持って帰るため、布屋と仕立て屋に行きました。
きのうの夜ホテルに帰った後、お客様はほぼ徹夜で自分が乗る飛行機に積み込む方法を色々と調べたそうです。その結果、カバーをした自転車なら預かってもらえるとのことだったので、カバーを自作することにしました。ジョグジャカルタ市内には服地布を売っている店が並ぶ通りがあり、また別にズボンの裾上げを中心にする仕立て屋が並ぶ通りがあるんです。布は4mで Rp 98,000、仕立ては出来上がったカバーをホテルに送る送料込みで Rp 100,000。合計2,000円弱でできました。仕立て屋には午後4時ごろに布を持ち込んだにもかかわらず、夜8時すぎにはホテルに送ってくれるというスピーディーな仕事ぶり。こういうところはインドネシアならではの柔軟さがありがたいです!かくして、お客様はジョグジャカルタからジャカルタ、ジャカルタから東京へと自転車持ち込み大作戦を決行することになりました。今回同行したのはここまでだったので、最後を見届けることができませんでしたが、外国の、大観衆の前で踊ることができるお客様の天衣無縫なキャラクターと魅力的な笑顔なら航空会社のルールさえも乗り越えられるような気がします!

【 後日談 】
なんと、自転車は無事東京へ!ジョグジャカルタからジャカルタまではエアアジア、ジャカルタから東京まではJALと2つの航空会社を説き伏せて自転車を預け荷物にできたそうです!なんとも愉快なエンディングとなりました!