前夜、急な用事でバリ島に行くことが決定。
ふつうなら飛行機がベストですが、コロナウイルス・息子を連れて行く・妊娠中とふつうとはちがう状況が重なったので、ボロブドゥールから車で行くことにしました。
飛行機でひとっ飛びするよりも途中で宿泊しながらジャワ島の旅をすると思えば、それもまた面白い経験。
…ということで、走行距離1762kmのボロブドゥール↔︎バリ島往復車移動レポートと番外編でバリ島1日観光の日記です。
3月3日
朝7:15にボロブドゥールを出発。サラティガ Salatiga のインターまで約1時間一般道を走り、高速に乗ってからは高速最終地点プロボリンゴ Probolinggo までひたすら東進 ( 途中、サービスエリアでWC休憩1回 )。プロボリンゴのインターを降りたのが13:30前。その後は片道1車線の交通量の多い一般道を辛抱強く走り ( 途中、昼食休憩1回、給油1回 )、ジャワ島最東端の町バニュワンギ Banyuwangi に入ったのが19:30ごろでした。
パートナーと息子のリクエストで町外れのピザ屋で夕食を食べ、この日のホテル Ketapang Indah Hotel に着いたのは21:30前。
私はフルリクライニングした助手席でぼんやり景色を眺めて眠たくなったら寝てただけですが、さすがに14時間移動は長かったなぁ。運転し続けたパートナーには心からおつかれさま。
( 走行距離 : 626km )
3月4日
海が見えるレストランで種類豊富なビュッフェ朝食をゆっくりいただき、10:15にチェックアウトし、クタパン Ketapang 港へ。10:30に港に着き、車ごと乗船。乗船するまで車から一度も降りず、とてもスムーズです。車で乗船した後は甲板や待合室へ。海は穏やかで揺れはまったく感じませんでした。航行時間は45分。バリ時間11:55にバリ島ギリマヌッ Gilimanuk 港到着。ギリマヌッ港が近づいた時点で車に戻り、下船も車で。
ギリマヌッからは細く、トラックとバイクで交通量の多い道路を南下 ( 途中WC休憩2回、昼食休憩1回 )。
車窓からの景色がジャワ島とバリ島では一変。まずはバリヒンドゥーの寺院が多い！黄色い布や白黒の格子柄の布がかけられた小さな祠もすごい数！それが何ともエキゾチックで、ジャワ島とは別の文化が息づいているんだなと実感します。そして野良犬が多い。イスラム多数派のジャワ島では犬をみかけることは少ないですが、バリ島ではそこここで寝ています。あとはやっぱりポーク ( インドネシア語ではバビ Babi ) の食堂が目立ちます。
夕方のラッシュアワーの渋滞にはまりつつ、今回の滞在の拠点であるヌサドゥアのホテル Alindra Villa には18:15に到着しました。
ヌサドゥアの繁華街に出、今回バリ島に来た目的を果たし、ホテルに戻ったのは23:00でした。
( 走行距離 : 156km )
3月5日
遅めの朝食後、11:00ごろからバリ島内の観光に出かけました。
バリ島は3年半ぶり3回目でしたが、相変わらず、「バリ島は器用な島だな～」と再確認。観光客ファーストの島です。
コロナウイルスの影響でバリ島の観光業は打撃を受けていると報道で出ていましたが、アジア系の人は少ない印象でしたが、西洋人・インド人・インドネシア人観光客はたくさんいました。
まずは、モンキーフォレストとウブド王宮、そしてゴアガジャ。食堂で昼食を取った後、ティルタ・ウンプル寺院。そして、テガラランの棚田。最後にウルワツ寺院 ( ケチャッダンスには間に合わず…。曇りでサンセットも× )。
夕飯は完全に暗くなってからでしたが、ジンバランのビーチでシーフード。
ジャワ島に比べたら短いのは確かですが、バリ島も観光地を回ると結構ドライブが長いなーと感じました。
( 走行距離 : 162km )
3月6日
朝から雨。12:00にチェックアウトし、ギリマヌッ港へ。16:30に港に到着し、そのまま乗船。乗った船は10分と待たずに出航。今回の船は行きの船に比べ大きく、悪天候ですこし波立っていましたが、全然揺れを感じませんでした。
45分の航行のあと、ジャワ島クタパン港にジャワ時間16:30に上陸。
バニュワンギで遅い昼食を取り、17:30にバニュワンギからイジェン火山観光の起点となる町・ボンドウォソ Bondowoso に向けて出発。トラックなどのゆっくり走行な車を追い抜くカーレースさながらのドライブの末、20:30にホテル Ijen View Hotel & Resort に着きました。
夕食はホテルにて。中華・西洋・インドネシア料理と豊富なラインアップでどれも期待以上に美味しかったです。
( 走行距離 : 278km )
3月7日
11:15にチェックアウトし、高速の入口があるプロボリンゴへ約2時間。インターの手前で昼食を取り、14:00ごろに高速に入りました。ここから自宅最寄インターのサラティガまで高速道路移動です。途中、パートナーの仮眠休憩30分、スラバヤ手前の大スコールで走行不可約45分、夕食休憩60分、WC休憩2回各15分と細切れに停まりながら移動。
何回も停まったことでいろんなサービスエリアを見れたのはよかったです。スラバヤ ～ サラティガ間のサービスエリアは24時間営業のコンビニ・食堂の数も増えていて使い勝手がいいですし、WCも比較的清潔だし ( トイレットペーパーは設置されていないけど… )。
ボロブドゥールへ辿り着いたのは23:30。ホテルに比べると生活感丸出しの我が家。でもやっぱりスイートホーム。無事帰って来れたことに感謝。
( 走行距離 : 540km )
もしいつかまたバリ島に行くことがあるのなら、次回は必ず飛行機にします(笑)。
でも今回は、なかなか行く機会がない東ジャワのバニュワンギやボンドウォソで1泊できて本当に良かった！
そして、バリ島の観光客ファースト姿勢を改めて目の当たりにして刺激を受けたと同時に、ぶきっちょで垢抜けないけれど、やっぱり私はジャワ島が好きだと再認識できた旅でした。