【旅日記】2019年2月25日 東ジャワ+ちょっとソロ ( プライベート )

仕事とリフレッシュを兼ねて東ジャワに行ってきました。帰りはソロでおまけの1泊をして、4泊5日のとても充実した旅になりました。

< 旅の目的 >
①開通したばかりの高速道路チェック
②スラバヤのドライバーに会い情報交換
③プロボリンゴとギリ・クタパン
④リフレッシュ

2月25日

1日まるまるをスラバヤで使いたかったので、朝4:00にボロブドゥールを出発。いきなり旅の目的①が始まります。ジョコ・ウィドド大統領も試走済みの政府肝いりの高速道路で、昨年末に開通しました。ボロブドゥールからはサラティガ Salatiga という町が一番近い高速の入口です。サラティガまでは下道で1時間半。5:30にサラティガから高速に乗りました。車道は片側2車線。最低速度60km/時、最高速度100km/時と標識がありますが、みんなびゅんびゅん飛ばしてます。交通量はとても少なく、両側はずーっと田んぼ。サービスエリアはサラティガからスラバヤまで約300kmの間に3つ。工事中のSAが1つ。いずれもWCとコンビニとローカル食堂数軒のみの簡素なSAです ( パートナーによると政府がマクドナルドやケンタッキーやスターバックスなど外資フードチェーンをSAに入れないように指示しているとか… )。途中、SAで朝食と休憩で45分ほど停まり、スラバヤには9:30に到着しました。休憩時間を抜くと正味5時間弱でボロブドゥールからスラバヤに移動したことになります。これまではひたすら下道を走り、真夜中の一番車の少ない時間帯でも最低7時間はかかっていたところを、びゅんと飛んできたような気分になります。ドライバーの疲れは半減。ありがたや、高速道路。
高速道路はスラバヤから東にもまだもう少し走っていてブロモ火山に行くにはまだ高速を走ることになります。これだとボロブドゥールからブロモ火山へは約7時間半。
ちなみに、ジョグジャカルタからだとソロ ( スラカルタ ) の手前から高速に乗ります。ジョグジャカルタからスラバヤまで約4時間半、ブロモ火山までは7時間。
…ということで高速道路が開通した今、ボロブドゥールやジョグジャカルタからブロモ火山へ行くのは飛行機よりも列車よりも車が一番早い方法になりました。

スラバヤはジャワ島第2の商業都市ですが、意外にも高いビルや交通量は少なく、コロニアル建築がそこここに残っていて風情のあるいい街です。

スラバヤで泊まったホテルは中心部にありロケーション最高の Varna Cultural Hotel Soerabaia。窓がないことを除けばコスパはとてもいいホテルです。
夜ごはんはスラバヤに来たら必ず行くApeng Kweiteau Medan。相変わらず混んでいましたが、ここのクイティウ・シラム Kweiteau Siram は絶品!

2月26日

予定では午前中はジョグジャカルタでは手に入らないもの ( 日本食材とかお気に入りのブランドのコスメ ) を色々買いに行き、お昼ごはんの後にぼちぼちプロボリンゴへ移動するはずだったのですが、パートナーが急にマラン郊外にある滝・セウの滝に行きたいと言い出し、プロボリンゴと全く違う方向なのに強行軍で行くことにしました。スラバヤドライバーのリーダーが運転する車で10:30にスラバヤをバタバタと出発。マラン郊外の一部が高速道路の工事で渋滞していたり、前を走るトラックが超ゆっくりスピードだったりで、滝に着いたのは16:30。セウの滝は17:00までなので何とか間に合ってよかった。
駐車場から滝の展望台まで10分ほど結構急な下り坂を歩きます。周りはサラッやコーヒーの木が生い茂るジャングルです。展望台にたどり着いてようやく視界が開け、滝が見えます。遠かったけど来てよかった!すごい眺めの滝でした。
その後は駐車場にある食堂で地元のコーヒーを飲み ( 期待以上に美味 )、いざプロボリンゴへ。18:30に滝を出発し、プロボリンゴへは22:30に到着。いったんチェックインを済ませ、宿の近くへ夕食を食べに行き、宿に戻ってきたのは23:30。地図で確認すると、ブロモの西・南・東をぐるりと270°周回するようにドライブしたのです。いやー、長い1日でした。私は早々に部屋に引き上げたのですが、パートナーとドライバーは酒盛り。恐るべし体力。
宿泊した宿は、Clover Homestay です。本当にプロボリンゴに辿り着けるのか未知数だったので、到着直前に予約したのですが、直前予約 & 夜遅いチェックインでもしっかりと対応してくれました。

2月27日

きのうの長距離ドライブと真夜中の酒盛りでダウンしているパートナーとドライバーを叩き起こし、予定より1時間遅い8:30に宿をチェックアウトし、プロボリンゴの港へ。港まで約15分。プロボリンゴ沖に浮かぶ島ギリ・クタパンへはここから船が出ています。時刻表はなく人が集まったら適宜出航。ギリ・クタパンへ行くインドネシア人観光客7人と一緒に船に乗り込み、出発。40分の航行です。波は穏やかでほとんど揺れません。

ずっと前にプロボリンゴ周辺の面白い場所はないかな~とSNSで探していたところ、この島の情報を偶然見つけ、ずっと行きたかったんです。

島出身のガイドと合流して1日案内してもらいました。まずはバイクで村を一周。島には放し飼いのヤギがたくさんいて牧歌的です。島民はとても穏やかでフレンドリー。女性はイスラム教のヒジャブ ( 髪を隠すカバー ) ではなく布を巻いていて、エキゾチック。写真映えしそうな風景や人物ばかりです。島独特ののんびりした空気がとても強く残っています。昔は海だったという場所や海辺のモスクや浜辺で船を作っている様子や魚を日干ししているところを見、その後シュノーケリングです。自家製のカヌーで水深2mのシュノーケリングポイントまで移動。ガイドがそのままシュノーケリングのインストラクターです。45分ほどシュノーケリングをした後、海上養殖場を見学し、またカヌーで浜に戻ってきました。焼き魚の昼食を食べた後、浜をすこし散歩して16:00前の船でプロボリンゴへ。本当は昼すぎにはプロボリンゴに戻り、博物館などを見ようと思っていましたが、ギリ・クタパンがあまりに面白かったので1日過ごしてしまいました。

プロボリンゴからはスラバヤへ約3時間半ノンストップで走りました。

2月28日
午前中は部屋で仕事をし、昼過ぎから一路、ソロ ( スラカルタ ) へ。帰りも同じ高速道路です。スラバヤを出たのが12:30。ソロに着いたのが16:30。高速さまさまです。泊まったのは、Omah Sinten Heritage Hotel and Resto です。夜ごはんはソロに来たら必ず行く中華レストラン Rumah Makan Canton。ホテルから徒歩15分。2日間あまり野菜を食べられなかったので、野菜中心にたらふく食べました。

3月1日
午前中はホテルでのんびり。11:00すぎにソロを出発し、ジョグジャカルタ経由で帰ってきました。