【旅日記】<番外編>大阪・奈良で出会ったインドネシア

5年ぶりに日本に一時帰国していました。
すべてがちゃんと整っている日本でのひとときは、快適で、美味しくて、懐かしくて。
でも、その一方で心のどこかで、“ インドネシアの匂いがするもの ” を欲していて、インドネシア関連の本を読んだり、インドネシア産のコーヒーを飲んだりして過ごしていました。
今回は『番外編』ということで、地元の関西で過ごしているあいだに遭遇した、いくつかの「インドネシア (「もしかしたら、うっすら関係あるかも…」というものも含む )」を紹介します。

インドネシア食品専門店 SALAM 
大阪府大阪市浪速区難波中1‐11‐11 マルエスビル3階

「滞在中に何かインドネシア料理を作れ」と母に言われ、どこかでケチャップ・マニスが手に入らないかと探して見つけたお店。難波のごちゃっとしたエリアの雑居ビルにあります。
バンドン出身のブディさんが20年もの長きにわたって切り盛りするお店。一歩入れば、既視感すごいインドネシアのミニマート。テンペやケチャップマニスやインド三―(というインスタント麺)などなど所狭しと上から下まで棚いっぱいに並べられていました。
インドネシアの濃厚な空気が吸いたい方はぜひ。

 

バリアジアンキッチン ウブドスチ  Suci
大阪府大阪市中央区西心斎橋1‐9‐30 ホテルマイステイズ心斎橋1階

移住前によく通ったアジアンカフェが閉店していて、とぼとぼ歩きながら近くに何かないかと検索して見つけたお店。
店の前の白黒チェック模様の傘がいかにもバリ。
アボカドジュース ( 700円 ) には、やっぱりしっかりチョコレートが入っていました。

 

頭塔 (ずとう)
奈良県奈良市登大路町30番地

奈良時代に建造された仏跡。ボロブドゥール寺院とほぼ同年代に建造され、建築構造も共通点が多いため、別名はその名も「奈良のボロブドゥール」。
盛り土の周りに石で造られた方形であること、東西南北すべての壁に石仏が埋め込まれ曼荼羅を表現していると考えられていることなど、実際に見てみると本当によく似ていて、感動というより、戦慄しました。
どうして同じ時代に全く離れた場所で似たようなものが造られたのか不思議。
※見学には事前に予約が必要。予約は電話 ( 0742‐26‐3171 )。個人で管理されているため、必ずしも希望日時に見学できるとは限らないとのことです。
※毎年春と秋に特別公開期間中は予約なしで見学可。ボランティアガイドもいるとのこと。

 

土塔 ( どとう )
大阪府堺市中区土塔町162‐26

上の頭塔の関連で知った場所。
頭塔と同じく奈良時代に建てられた方形の仏塔。
頭塔よりも大きく、瓦できれいに整備されていて、迫力あり。