【観光情報】2018年6月26日 ジャカルタ5日間 ( プライベート )

私事で首都ジャカルタに行ってきました。
実はこれまでジャカルタはトランジットで降りたことがあっただけで、今回初めてジャカルタの街を歩きました。
たった3日間の滞在だったので、大都市ジャカルタの表面の、さらに一部分にしか触れることはできませんでしたが、今回の体験をレポートしようと思います。

ボロブドゥール ジャカルタの移動
往路
今回、突然ジャカルタ行が決まり、しかも長期休暇明けだったので、ジョグジャカルタからの飛行機・列車・深夜バスがのきなみSold out。方々電話をかけまくって、ようやく見つかったのが、「トラベル」と呼ばれる長距離乗り合いタクシーです。このトラベル、ドアツードアサービスが売り物で確かに便利ではあるのですが、車両はワゴンタイプの乗用車なんです。数時間の移動ならまだしも、これでジャカルタまで約12時間、夜のドライブ…。20代のころはこういう移動もたまらなく好きだったのですが、年を取るにつれ旅にも快適性を求めるようになった今の自分には一生縁がないと思っていたのですが…ほかの選択肢が全滅だったので、小雨降るなか、覚悟を決めて乗り込みました。途中でほかの乗客をピックアップ。車内にはドライバーが選んだ大音量のインドネシア音楽。携帯のバッテリーが切れたら大変なので電源OFF。幹線道路に出るまでの数時間真っ暗でがたがたな車道を我がトラベルはゆきます。夕食のためドライブインで1回休憩の後、ドライバーが眠くなったので仮眠のためガソリンスタンドで1時間半ほど休憩 ( 眠くなったから仮眠、というのもトラベルならではです )、ジャカルタに入る前にサービスエリアで最後の休憩を取り、ジャカルタの目的地で降りたのはすでに朝10:00でした。15時間の長旅。図太くも車内では寝られたので、思ったより疲労は軽かったです。
料金は、通常 Rp 450,000 → ラストミニッツ割引 Rp 350,000でした。

復路
帰りは列車です。ジャカルタ中央駅・ガンビールGambir駅からジョグジャカルタ中央駅・トゥグTugu駅まで約7時間半。
これは多くの方に参考にしてもらえると思うので、別のページで詳しく紹介します。
体験レポート ジャカルタからジョグジャカルタへの列車移動


ジャカルタ市内の移動
トランスジャカルタ transjakarta
市内を縦横無尽に走る路線バスです。料金はどこからどこまで乗っても一律でたったRp 3,500!
時刻表はありませんが、5分~10分おきに頻繁に来ます。
切符はなく、専用のプリペイドカードで乗車します。プリペイドカードは各バス停のカウンターで購入可。追加チャージもカウンターで手続きしてくれます。
車内は冷房が効いていて、アナウンスがあるか車掌が乗車していて次のバス停名を言ってくれるので下車するバス停の名前さえ知っていれば乗り過ごすことはありません。
しかもバス専用レーンがあるので、よっぽどのラッシュアワーでない限り、わりとスイスイ走ります。

GO-JEK、Grab
荷物があるときと、夜疲れて早く帰りたいときはオンラインタクシーを使いました。
簡単でリーズナブルです。
私が使ったのはホテルから、ショッピングモールからと比較的車が集まりやすいところからだったからかもしれませんが、毎回すぐ近くに車があり、すぐに迎えに来てくれました。
数回乗りましたが、トラブルは皆無でした。
ただ、一度夕方のラッシュアワーしかも雨というシチュエーションで予約しようとしたところ、料金が7倍ちかくに跳ね上がっていました。

メータータクシー
今回私は使いませんでしたが、街ではブルーバードをはじめ、メータータクシーがたくさん走っていました。外国人旅行者にとってはオンラインタクシーよりもメータータクシーのほうが使いやすいかもしれませんね。

ジャカルタの渋滞のひどさは聞いてはいましたが、想像以上でした。行きはまだ空いている時間で、たった15分で行けたのに、帰りはラッシュアワー + 雨という悪条件だったのでまったく動かない渋滞にはまり結局2時間かかりました。専用レーンがあるトランスジャカルタなら大丈夫に違いない!と思ったのですが、どうしようもない渋滞のときは一般車がバス専用レーンに侵入してきて、バス専用レーンも壊滅状態でした。平日の17:30 ~ 19:00ごろまでは移動しない方が賢明です。


観光
用事が終わった午後などにちょこちょこ遊びに行きました。
アンチョール海岸、ブロックM、ファタヒラ広場など。
印象に残ったのが、ものすっごく定番ですが、カフェ・バタビア Cafe Bataviaです。
オランダ統治時代に建てられた洋館はタイムトリップさせてくれます。2階の窓側の席に座れば、ファタヒラ広場で繰り広げられる人間模様が観察できます。


食事
ジャカルタのソウルフードが食べたい!と意気込んでいた私が結局入ったのは、大阪王将と鼎泰豊…。あとはカフェ・バタビアで軽食を食べた以外はジャワ島ではどこでも食べられるストリートフードで済ませてしまいました。ホテルのスタッフやジャカルタの知り合いに、地元の人が行くおいしいローカルフードの店は?と聞いたり、ネットで検索したりしたのですが、情報を得ることができず…。心残りな結果となってしまいました。まあ、ジョグジャカルタでは食べることのできない、日本で慣れ親しんだ味を楽しむのも正しいジャカルタの食事ではあるのかもしれませんが。ジャカルタのソウルフードについては宿題として持ち帰ります。


ホテル
今回泊ったのは、Treehouse Suites
幹線道路からは離れているので静かで、1階はコーヒーショップで、近くには朝から夜までストリートフード屋が出、24時間営業のコンビニがあり、と理想的な立地でした。
スタッフや部屋の雰囲気も良く、大都会が苦手な私にとってオアシスでした。