昨日1月22日は旧正月。
インドネシアでは、Tahun Baru Imlek と呼ばれ、干支もこの日から入れ替わります。
わたしが住むボロブドゥールは中華系インドネシア人がとても少ないので、中華系の人がたくさんいる町のような獅子舞や中国寺院での新年のお祈りなどとは縁遠く、きのうは1日普通の日曜日として過ごしたのですが、今日、急に思いついて朝から一番近い町にある中国寺院の保安宮 Klenteng Ho An Kiong に行ってきました。
場所はボロブドゥールから一番近い町ムンティラン Muntilan、車やバイクで20分ほど ( 今日はオンラインバイクタクシーを使いました。片道 Rp 33,000 )。中華系人口比率が特別高いというわけではないですが、町の中心部に立派な中華寺院があります。
極彩色の建物と“ ぶさ可愛い ” トラと龍。ムンドゥッ僧院とは正反対の色に溢れた世界。道教がミックスされた中華仏教で、仏様よりも八仙や北斗星君&南斗星君などがたくさんお祀りされています。この道教色の強い中華仏教とワイサックなどを執り行うインドネシアの仏教って、同じ「仏教」だけど、全然ちがうんだなぁと思いました。
一通り見させてもらい、外に出ようとしたところ、次男が入口に座っていた管理人の方にお供物のリンゴをくれとせがんだところから、その方と少し話をすることができ、仏教に関する本を5冊もいただきました ( そして、子どもたちにリンゴと梨もくれました )。辞書で調べながらちょっとずつでも読めば、何か新しい発見があるのではないかと思うと、とても嬉しいです。
その後は、帰り道に、ムンドゥッ寺院近くに新しくできたレストランDapoer Oengを偵察。それこそ中華寺院のような派手なアートが施されたジャワ様式の建物で、工事中からずっと気になっていたんです。中も変なお面やら、彫刻やらが並べられていて独特の雰囲気。メニューはローカル向きな感じでしたが、アート空間が好きな方にはおすすめできるレベルでした。
お昼過ぎに帰宅し、長男は遊びに、次男は昼寝に、ということで早速いただいた本を開くも数行読んだだけで睡魔に襲われ、ダウン。読了までの道は長そうです。