【旅日記】2022年8月17日 ジャランジャラン in ボロブドゥール➀ ( プライベート )

今日は77回目のインドネシア独立記念日。
祝日です。
…と言っても水曜日の1日だけの休みでは遠出してもなーということで、人気のフォルクスワーゲン クラッシックカー ( 地元の人は頭文字VWをインドネシア語読みでフェーウェーと呼びます ) をレンタルして、ふつうの旅行者はほとんど行くことのないB級観光地めぐりをしてきました。

10:00に自宅に迎えに来てもらい、ジャランジャラン開始。
たまたまフェーウェーが一番綺麗に見えるロケーションで大きなグループと一緒になり“インスタグラマブル写真”を撮ることができました。

まず最初に行ったのが Watu Putih View ( 入場料 Rp 20,000 )。
山の中腹に金色の不細工な大仏があるレクリエーションスポット。おそらく宿泊施設にしたかったのでしょうが、途中でその計画が頓挫し、ビュースポットとしたようです。ボロブドゥール寺院のストゥーパを模した建物や大きなジャワ様式の建物がたくさん建っています。そういった経緯があるからなのか、新しいのに濃厚に漂う退廃感。青空に映えるゴールデンブッダがシュールすぎる奇怪な場所で、変なもの好きなわたしとしては大満足できる場所でした(笑)。Viewと付いてるだけあって、展望は抜群でボロブドゥール寺院も見えました。

次は、Wisata Kelinci Borobudur ( 2歳以上、平日 Rp 20,000、休日 Rp 25,000 )。
子ども向けの場所です。ウサギが走り回るウサギ園がメインですが、プレイグラウンドやサーキット、アーチェリーなどもあり、1歳くらいから幼稚園くらいまでの子どもにはとても適した遊び場でした。
ちなみにここは、Desa Bahasa という英語学習施設が運営していて、英語レッスンをしている声が聞こえてました。

ランチは Pasta Kopi Niti という静かなレストランで。
Ndalem Nitihardjan Guesthouseという、ジャワ様式の1棟貸しの宿に併設されているレストランです。ナシ・ゴレンなどのインドネシア料理もすこしありますが、大半がパスタ・ピザ・ステーキなどのイタリアン。ボロブドゥールには他にもイタリアンを出すお店はありますが、個人的には雰囲気・味・価格すべてがバランス良いので一番好き。ピザもパスタもドリンクも子どもに好評でした。大人2人と子ども2人でRp 200,000でした。

最後に、ハジ・ウィダヤッ美術館 Haji Widayat Museumへ。
初めてボロブドゥールに来た時に訪れ得て以来、実に8年ぶり。かつては常設展示で毎日開いていましたが、今は特別展示があるときのみ開館しています。
今は7月23日から8月23日まで、International Photography Exhibition 2022が開かれています。入館料はたったの Rp 30,000。展示されている写真のほとんどがボロブドゥール寺院かムラピ火山で、とても見ごたえがある展示内容でした。ところどころには、この美術館の持ち主であるハジ・ウィダヤッの作品も展示されています。外から見る以上に大きな美術館でじっくり見ると1時間では全く足らず。座れるところもたくさんあるので休憩しながらゆっくり見たかったのですが、子どもたちが疲れてきていたので、切り上げて帰りました。一つ一つの作品をゆっくりじっくり見ることはできませんでしたが、とても気持ちのいい時間を過ごすことができました。
受付のおじさんによると、8月23日で今の展示を終了した後は次の展示の準備をし9月中旬に営業再開予定とのことなので、また行ってみたいと思います ( でもやっぱり子連れ美術館はハードルが高いな。一人で来たい!)。

ここ数週間、” どっか行きたい病 ” が再発していて鬱々とした気持ちでいましたが、今日こうやってたった数時間だけでも外に出て、初めての場所に行き、雰囲気の良いレストランで美味しい料理を食べられて、症状が和らぎました。