ボロブドゥールのまだ知らない魅力発見の小旅行3回目。
今回は無名の遺跡とおもしろ写真が撮れる「カメラハウス」という施設へ行って来ました。村の男の人たちに人気の遊び「鳩レース」と観察し、バティックの服を買い、昼食は人気食堂でミー・アヤム・ホットプレートを食べてきました。
今回はパートナーが運転する自家用車で。
まずは自宅から車で5分強の場所にあるディパン遺跡。車を停めるところも道も何もない。一応、フェンスと屋根は設置されているものの、ほとんど管理されていないような遺跡でした。
ディパン遺跡からブラブラ歩いていると、鳩レース場で数人の男の人たちが午前中から鳩の訓練をしていました。その中の一人が知り合いだったので、見学させてもらいました。ジャワ島の「鳩レース」は、田んぼのなかに紅白のポールが立てられた特別会場で行います。鳩のつがいのうち雌を会場の真ん中に留め、800m〜1kmほど離れた場所から雄を放ち、会場にいる雌へとどれだけ綺麗に戻って来れるかを競います。夕方に内輪で少額のお金を賭ける昔からある遊び。有能な鳩カップルや血筋のよい鳩は高額で取引されることもあるそうです。理想的な飛び方で真上から垂直に降りてくる鳩もいれば、低空飛行で一目散に雌に駆け寄る鳩や全然違う方向に行ってしまう鳩もいて、じっくり見てみると結構面白い。たかが鳩、されど鳩。ちゃんと個性があるんだな。そして教えて訓練すれば向上するもんなんだな、と。
その後はカメラハウスへ。ここは4階建ての建物で、屋上からはボロブドゥール寺院が遠望できます。全階に入れる共通券と各階のみの券とがあるとのこと。子どもたちが好きそうなのは3Dトリックアートだったので、まずはここだけ入る入場券を購入 ( Rp 25,000 )。日曜日だというのに他に客はおらず、待たずに好きなだけ写真が撮れてよかったです。トリックアートは寂れてましたが、思ったより本格的な絵でした。係の方が一緒について回り写真を撮ってくれました。思う存分写真を撮り帰ろうとすると長男が別の階にあるミラールームにも入りたいと言い出し、入場券買い足し ( Rp 25,000 )。これなら全階共通券の方がお得だったかも。遺跡見学の連続で飽きてしまったお子様の機嫌を直すには良い場所だと思います(笑)。
その後は前回も行ったSaka Homestayでバティックの服を2着購入。ここのバティックの服は他の店のものに比べ外国人向きのデザイン (ノースリーブやVネックがある )。1着Rp 320,000くらいだったかな。バティックの柄もそこまでバティックバティックしていないので普段使いにも使いやすそうなのも◎。
昼食はボロブドゥール中心部から車で15分ほどのMie Ayam Jujuganという人気食堂へ。最近人気の一人用鉄板でミー・アヤムを出すお店です。日曜日の昼時ということでかなり混んでいましたが、評判に違わず、美味しかったです。
最後に、プランディ遺跡という、これまた無名の遺跡へ。田んぼのなかの道を通ってヨニだけが鎮座する場所でした。ただ、道も駐車場もあり、さらに英語のパンフレットまでありました。ここの村が頑張ってやってるんだなーと嬉しくなった一件でした。