【旅日記】2022年8月30日 ジャランジャラン in ボロブドゥール➁ ( プライベート )

パイナップルってこうやってなるのね。散歩中はたくさんの発見があって楽し。

今まで何度も近くを通っているのに、存在自体気づいていなかった場所とかずいぶん前から在るのは知ってるけど見学に行ってなかった場所ってのがボロブドゥールには結構あるんです。実際に行ってみたら、新しい人と出会って面白い話が聞けて、色んな人が色んなフィールドで色んなことを考えてこのボロブドゥールで生きているんだな~と刺激になります。
今日は突然、長男の幼稚園が休園になってしまったので、またオンラインバイクタクシーで出かけてきました。平日はいいですね~、人がいなくて(笑)。遺跡・ヤギと遊べる子ども向けの場所・アンティークバティックショップと3か所回りましたが、全部貸し切り状態で、ゆっくり遊び、話を聞くことができました。

まず最初に行ったのは、ボロブドゥール中心部からオンラインバイクタクシーで約10分、Rp 13,000の ブロンソンガン遺跡 ( ” 遺跡 ” という訳がしっくりくるほど大掛かりなところではないですが )。パパイヤ畑の裏にあり、ヒンドゥー教のヨニの一部と地中から出てきたレンガ様の遺構が公開されていました。周囲にはきちんと柵が設けられ、管理人もいました。入場料は要りませんでしたが、代表者が記帳する制度です。管理人によると、ボロブドゥール寺院よりも古い時代に建てられたヒンドゥー教の建物だったと推察されるとのことです。まだ地中に同じような遺構がたくさん埋まっている可能性が高く、発掘・調査を進めているそうです ( コロナで長らくストップしていたそうですが、発掘を再開したばかりとのこと )。今後の調査次第では、建築年代や歴史的背景など詳しいことが明らかになるかもしれません。

遺跡の後は、ヤギやウサギと触れ合える Kandang Purnama Jaya ( Etawa Borobudur ) へ。Googleマップだと徒歩13分と出ていたし、平坦な場所なので、運動不足解消の一助として遺跡から歩いたのですが、大人の足で13分は子ども連れだと35分!まあ、途中、パイナップルが成っているのやオジギソウが見られたりして、それはそれで楽しい散歩でした。

Kandang Purnama Jaya ( Etawa Borobudur ) は入場無料、エサやりなどのアクティビティは Rp 5,000で有料です。ここでは、子ヤギに哺乳瓶でミルクをやったり、ウサギにエサやりをして遊びました。清潔な環境で飼育されていて、親としては安心して子どもたちを遊ばせられるのもよかったです。
その後は併設されているカフェで子どもたちはヤギのミルクをいただき、わたしは朝食兼昼食としてこのカフェの看板メニューであるナシ・メゴノをいただきました。ミルクはほとんどクセがなく、オリジナルのほかチョコレートやストロベリーなど色んな味があるので、子どもたちもごくごく飲んでました。
遊び代と飲食代で合計 Rp 75,000。

その後はまたオンラインバイクタクシーで移動すること約7分 Rp 14,000。Saka Homestay という宿にアンティークバティックを扱うお店が併設されていると聞き、見に行ってきました。
なんと、Saka Homestay の主は日本で住んでいたことがあり、日本語がすごく達者。わたしが知る限り、今のところボロブドゥールで唯一日本語が通じる宿です。全6室とプライベート感が高く、落ち着いたアットホームな雰囲気が魅力です。
で、懸案のアンティークバティックがすごかった。質も量も、よくこれだけ集めたな~とただただ感心。アンティークバティックは数万円の値がついていますがクオリティとのバランスを考えるととても良心的だし、数百円~数千円で買えるようなバティック製品もあり、バティックに興味のある方には強くおすすめできるお店でした。
( ちなみに、わたしはバティックのマスク Rp 30,000 とポーチ Rp 25,000 を買いました。こんな小さなものでもテンション上がるな~ )