【旅日記】2019年12月28日 ジョグジャカルタバティック紀行 ( 同行 )

去年バリ島でバティックを買ったことがきっかけで、今年はジョグジャカルタでバティックについて知り、家に飾るためのものを購入したいというご夫婦が今回のお客様。
本格的なホリデーシーズンを迎え、ジョグジャカルタ市内は車でごったがえしていましたが、バティック村がある郊外は平常どおり。
ご夫婦2人ともが気に入ったバティックも見つけられたし、夫婦共同作業で1枚のバティックを作るという体験もしていただけました。

8:30 ボロブドゥールのホテルにお迎え。
8:30 – 10:10 ジョグジャカルタ市内へ。
10:10 – 11:15 バティック博物館見学。
11:15 – 12:15 バティック村へ。
12:15 – 13:15 昼食。
13:15 – 14:00 チャップバティック工房見学。
14:00 – 14:50 手書きバティック工房へ。
14:50 – 16:30 手書きバティック工房でバティック体験。
16:30 – 17:30 ジョグジャカルタ市内のホテルにお送り。

ボロブドゥールとジョグジャカルタを結ぶ幹線道路は大混雑。
ということで村の中の農道をせっせと走り、ジョグジャカルタ市内へ。
市内中心部から近い場所にあるのに、バティック博物館は安定の静かさ(笑)。毎度のことながら今回も見学者は私たちのみ。博物館スタッフの説明を聞きながら1時間ほどバティックを学びます。

その後、郊外へ。
まずはバティック村のはずれのレストランで腹ごしらえ。このお店は鶏料理ですこし知られているようで、ジョグジャカルタナンバーの車数台がわざわざこのレストランに鶏料理を食べに来ていました。

昼食の後はチャップバティック工房見学。男の人3人が黙々と作業をしています。ロウが固まるといけないのでとても蒸し暑い部屋で一心に、でもタバコを吸いながら(笑)。幾何学模様が寸分たがわずあっという間に1枚の布に連なっていきます。このチャップ職人たちの神技は神々しささえ感じさせます。

次は手書き工房へ。今回はご夫婦で1枚の作品を作ることにしました。下書きも、ロウ付けも交代。ここの工房の良いところは、全てのロウ付けをした後にはプロにしかできない細かい作業を手書き職人がすこし加えて、「作品」にしてくれるところ。その細かい手技が入ることにより、一気に本格的になるのが素人目にもはっきりわかります。今回も全体的に紋様が入り、繊細な線・強い線・小さなドット・大きな点が入り混じる立体的な1枚になりました。

今回のお客様が購入された手書きバティックやご自身の作品を見るたびにジョグジャカルタのことを思い出してくれるといいなぁ。


ツアー詳細はこちらから。ジョグジャカルタ バティック紀行