【旅日記】2023年3月19日 ジョグジャカルタ Last Trip ( 同行 )

今回のお客様はジョグジャカルタ5回目の駐在員の方。3月末の本帰国直前に駐在期間最後の旅に来てくださいました。
5回目なので、ほとんどのところを行き尽くしていて、ジョグジャカルタは初めてというご同行の方にMUST TRYをどんどん紹介してくださり、実に優秀なガイドぶり(笑)。諦めていたボロブドゥール内部観光も旅行最終日に再開されるという半分奇跡みたいな見事なオチ付き。
6年という長きに亘ってご利用くださっただけでなく、一緒にチュービングやジープで遊んだり、“ 駐在員生活がどんなものなのか話を聞いてみたい ” というご依頼があったときには快く引き受けてくださったり、地震・洪水・噴火・コロナにはLINEでお互いの無事を確認しあったりと、わたしにとってはお客様以上の方で、「あの時はこんなことがあってー」と思い出話で爆笑しつつ、一人勝手にセンチメンタルジャーニーな4日間でした。

3月19日
ジョグジャカルタ国際空港で3年ぶりにお会いしたお客様の第一声が「靴買いたい」。数年前にジョグジャカルタで購入した靴の底が、ジョグジャカルタに到着してすぐに剥がれてしまったそうで(笑)。この感じ、この感じ。この方の元へはなぜか面白いことが向こうからやってくる。
プランバナン寺院では触るとお金持ちになれる、賢くなれるという像をしっかりと触り、カートに乗ってセウ寺院まで見学。出口付近のお土産屋でジョグジャカルタ名産のフルーツ “ サラック ” を買い、お昼は食堂でジョグジャカルタのローカルフード・グドゥッグ。その後は、たまたま話の流れでインドネシア空軍中央博物館があると紹介すると行ってみようということになり、空軍基地へ。モアッとした蒸し暑い空気が立ちこめる建物の中ででハヤブサや零戦を見ました。夕方、マリオボロ通りど真ん中のホテルにチェックイン。チェックイン後は勝手知ったるマリオボロに早々に繰り出されたそうです。

3月20日 
この日はジョンブラン洞窟ピンドゥル洞窟チュービング。
インドネシア語が堪能な方々なので、この日はガイドなしでドライバーがご案内。ボロブドゥールでは午後から大雨だったのですが、ピンドゥル洞窟ではほとんど降らずだったとのこと。

3月21日 
3日目の前半はムラピ火山のジープアドベンチャー。ここもジープドライバーがインドネシア語ですが説明してくれるのでガイドなしで。きれいな山の姿をご覧いただけたようです。ボロブドゥールのレストランで昼食後、合流して、ボロブドゥールの新アトラクション、ATVアドベンチャー!ATVという小型四駆を自分で運転し、川を渡り、村の中をめぐります。馬車やフォルクワーゲンで巡る村めぐりより、かなりアドベンチャー要素強め。車関係のお仕事をされているのでお客様は早々と乗りこなしていて、さすが!約3時間、幸運なことに一滴の雨にも当たらず、晴天のなか、日焼けしながら楽しむことができました。
その夜、前触れもなくグッドニュースが。なんと明日からボロブドゥール寺院の内部観光が期間限定で再開されるとのこと。あまりのタイミングの良さにちょっと鳥肌ものな思いでした。

3月22日 
最終日。この日はボロブドゥールの日本語ガイドとストゥンブの丘からのサンライズとボロブドゥール寺院内部観光。サンライズは真白けで何も見えなかったそうで、残念。内部観光は朝9:00からインドネシア語ガイドの案内でみっちり2時間。天気も良く、旅の最後にふさわしい絶景をボロブドゥール寺院の上からご覧いただけたようです。最後の空港のお送りは、連続のアドベンチャーと早朝のサンライズだったので、あまり話さずゆっくりお過ごしいただきましたが、自分でも不思議なくらいとてつもなく淋しい思いに捉われたドライブでした。

心から感謝の念でいっぱいです。
最後にジョグジャカルタにお越しくださって、本当にありがとうございました。
追伸。
これだけトライしてくださってるのに未だご覧いただけていない完璧なボロブドゥールでのサンライズ、ぜひまたいつかトライしに来てください。何年後でも何十年後でも、大歓迎いたします。