【旅日記】2019年9月20日 カリムンジャワとジュパラ4泊5日 ( プライベート )

5年ぶりにカリムンジャワに行って来ました。カリムンジャワとはジャワ海に浮かぶ小さな島の集合体です。飛行機または船でアクセスできますが、便数が少ないことから訪問者は多くはなく、知る人ぞ知る楽園です。
5年前に行ったときは3泊ほどリゾートに滞在し、海の美しさと風の心地よさに癒された旅でした。当時は宿泊施設の数も少なく、おしゃれレストランもほとんどなかったのですが、5年後の2019年現在は如何に!?
変化したのか、していないのかを楽しみに、そしてもっと島のローカル体験をするために行ってきました。

9月20日
朝9:00にボロブドゥールの自宅を車で出発し、北上。めざすは、ジュパラ。一部高速を走り、途中でトイレ休憩と昼食をはさみ、ジュパラの中心部に着いたのは14:00すぎでした。カルティニ博物館を30分ほど見学し ( インドネシアの博物館あるあるであまり説明パネルがないのでささっと切り上げる )、ホテルへ。
実は私の第1目的はこのホテル。Rimba Desa Resort。画像で見て一目惚れしたのですが、実物は画像よりも素敵でした。村のなかに忽然と現れるモダンキュートなプチリゾート。
映画を観て、マッサージを呼んで、夕食もホテルで、とホテルステイを満喫しました。

9月21日
朝10:00、ジュパラ港発の高速船でカリムンジャワへ。この高速船にはエグゼクティブとVIPの2タイプがあります。どちらも座席指定制でエアコン完備 ( 列車や飛行機のように冷房強すぎ )。VIPは横2・3・2席の配列で航行中はスクリーンで映画があり、スマホの充電コーナーあり。エグゼクティブは横3・3・3席の配列、映画や充電はありません。船内アナウンスはインドネシア語と英語。この高速船でカリムンジャワまで約2時間です。船はほとんど揺れず。船内を1周した後は爆睡してしまい、目が覚めたらカリムンジャワに入港するところでした。
実はカリムンジャワの宿はまだ予約していなかったんです。というのも、5年前に泊まったリゾート Breve Azurine Lagoon Resort はオーシャンビューでごはんもおいしく、スタッフもとても温かくてすごく良かったのですが、ホットシャワーが貧弱だったという残念ポイントが1点だけあり、今回ホテルは直接ホテルに出向いてチェックしてから決定しようと思っていたのです。
港でタクシードライバーをつかまえて、①オーシャンビュールーム、②ホットシャワーあり、③朝食付きという条件でホテル探しからスタートです。港から車で5分~10分の場所にあるリゾートは満室だったり、好みじゃなかったりと冴えず、結局流れに流れてカリムンジャワ島から離れクモジャン島という隣の島 ( と言ってもカリムンジャワ島とくっついていて車やバイクでアクセス可 )にある Ary’s Lagoon Bungalow & Hotel に落ち着きました。港から車で30分と人里離れたところですが、プライベートビーチもあり、独立型のバンガローは海に近く、熱いシャワーが出るので満足です。
チェックイン早々、バイクを借りて、また港近くの中心部へ。車で来た時よりもバイクで走るほうが島ののんびりした雰囲気を楽しめて気持ちいいです。
ランチは新しくできていた、お洒落ベ―ガンカフェ Hakuna Matata にて。ローカル体験希望と言いながら、私一人だったら毎食ここだなというくらい気に入りました。
その後はウジュングラムビーチというサンセットの名所で夕日を見、完全に暗くなってしまう前に
バイクを飛ばしてホテルに帰ってきました。
夕食にホテルで食べた郷土料理のフィッシュスープ ” ピンダン・スラニ ” が絶品でした。

9月22日
この日もバイクを借りて島の中をあちこち行きました。
まずは、マングローブ・トラッキングでの散歩へ。約30分で1周できるウォーキングコースが設けられています。とりあえず1周しようと歩き出すと、顔に白い粉を塗りたくった地元の女性2人と出会いました。顔に塗っているのは天然の日焼け止め ( 米粉・にんにく・小麦粉を混ぜたもの ) だそうです。今からマングローブ林の汽水域で貝探しをするとのことだったので、ついていきました。ウォーキングコースを外れマングローブの間を抜けると干潟に出ます。潮干狩りと同じように小さく空いた貝の呼吸穴を見つけるのがコツだそうです。彼女たちはどんどん見つけていき、パートナーも次第にコツを掴んだようですが、私は一向に穴を見つけられず。熱中するパートナーを置いてけぼりにし、一足早くウォーキングコースに戻り展望台のデッキでしばしうたた寝。
お昼ごはんは地元の人に人気の食堂で。
そのあとは、ボビー・ビーチで海を眺め、いったんホテルに戻り、プライベートビーチで昼寝。
夜、また中心部へバイクを飛ばし、夕食をとりにフィッシュ・マーケットへ。見たことのない色鮮やかな魚が並べられている図にはテンションが上がりました。炭火焼の魚とリングフライと野菜炒めと白ご飯。旨い夕食でした。

9月23日
朝6:00から最後の探検。
空港近くを通り ( 滑走路は延長工事中。今はプロペラ機しか飛べませんが、今後ジェット機も飛ぶようになるかも )、海藻を養殖している海農家さんに小舟に乗せてもらいました。ミネラル豊富な海藻は食用にもなりますが、主に化粧品となるようです。朝日を浴びながら小舟で穏やかな海をどんぶらこと行くのはとても気持ちがよかったです。
ホテルに戻り、朝食をとり、チェックアウトしてまたバイクで港へ。
12:00出航の高速船でジュパラに帰って来ました。Limba Desa Resortに戻り、ジュパラの中心部で早めの夕食を食べ、夜はホテルでゆっくり過ごしました。

9月24日
ゆっくりめの朝食後、チェックアウト。
ジュパラは家具の町として有名で、町中には色んなタイプの家具屋があります。大通りをゆっくり走行しながら気になった家具屋に立ち寄り、最後にジュパラ郊外の手織りの布を生産する村に立ち寄りました。アポなしでしたが工房を見学させてもらい、ギャラリーで1時間ほど手織りの布を吟味。バティックには全く興味を示さないパートナーもこの手織りの布は気に入ったようで事務所に飾る用や自分用にも選んでました。たくさん買ってホクホクした気持ちでジュパラを後にしました。


カリムンジャワは5年前に比べ新しい施設がたくさんできていましたが、島ののんびりした空気は失われておらず、海の美しさも健在でした。そしてジュパラ!滞在したのは初めてでしたが、手織りの布・家具・彫刻など気になるものがたくさんある町でした。