【旅日記】2023年8月27日 プランバナン デイトリップ ( プライベート )

プランバナン寺院で面白い野外アートが開催中ということで、家族で行ってきました。
真昼の日曜日のプランバナンは人と暑気と砂塵でごった返していて、ドロドロ&バサバサになってしまいましたが、寺院とコンテンポラリーアートというシュールな画が見られたので大満足。
あと今日はローカルフードで行こうとパートナーと決めていたので、1軒は定番へ、もう1回は飛び込みで路上で、安くてうまい地元ごはんをいただいてきました。

10:30にボロブドゥールを出て、自家用車でジョグジャカルタへ。

プランバナンに入る前に腹ごしらえをいうことで、ジョグジャカルタ名物のグドゥッグをランチに。数ある専門店のなかでももっとも有名なGudeg Yu Djum。チェーン展開しているのですが、プランバナンへの道中にあるこのPusat Maguwo店がレジェンド筆頭で毎回混んでいます。薄暗く、蒸し暑く、いかにも一昔前からの老舗食堂という感じです。2人分でRp 90,000。

食事の後は、まずプランバナン寺院近くの小さなお堂、クドゥラン寺院観光。
サンビサリ寺院と同じように地下を拓いて造られているヒンドゥー教寺院。下へ向かう階段は閉まっていましたが、管理人の方に言うと開けてくれました ( ほぼ無名の寺院なので他に観光客はおらず。登記ノートには午前中に3組の観光客が来たのみのようでした )。シヴァの遣いであるナンディ ( 牡牛 ) 像が直射日光のした、じっと前を見つめる様子はなかなか見ごたえがありました。

その後はお目当てのプランバナン寺院。かなり話題になっているらしく地元の人たちが多く来ており、駐車場もほぼ満車、インドネシア人用の入場券売り場は長蛇の列。
中に入ったあとは、ほとんどの人が寺院は後回しでアートが展示されている広場へ直行していました。例に漏れず、私たちもアートへ直行。KAWS ( アメリカ人現代芸術家 ) が手がけるワールドツアー KAWS: HOLIDAYの一部のようで、彼の代表作「コンパニオン」というキャラクターが顔を覆って寝そべっていました。可愛らしいピンクの巨大うさぎ(?)の向こう側に世界遺産。形容しがたい面白みがあり、いい!毎年恒例のジャズフェスタのほか、実はプランバナン寺院はいろんなイベントにトライしているんですよね。
来場者の多くが老若男女問わず、キャラクターと同じピンクの服を着て来ているのが微笑ましかった。このイベントをリスペクトしつつ最大限楽しもうとしている感じがして。
長男が遺跡も見たいというので、一緒にロロ・ジョングラン寺院に行ったところ、シヴァ祠堂の前で祈りを捧げているヒンドゥー教の方たちがいました。ブルメリアの花を額にかざして祈る姿は周りの騒がしさを打ち消し、そこだけ静謐な空間が出来上がっていました。長男にガネーシャ像を見せて触らせ、寺院の観光終了。夕方の時間を狙ってさらに多くの人がKAWS目当てで入場していました。

帰り道、ジョグジャカルタ市の環状道路上で気になるテントを発見!白いごはんに好きなおかずを選んで乗せて食べるスタイル。卵焼きや茄子炒めを選びました。のどが渇いていたので、冷たいオレンジ水が身体に沁み込むようでとてもおいしかった。2人分で激安のRp 34,000。少し前までは、外国人とバレて、こういうお店でも多少のっけられてたけど、最近では身バレすることもなく、完全ローカルプライス対応。ローカライズしている証拠なのでしょう。嬉しいような、ちょっと怖いような(笑)。