前回の第1回目ステイケーションの成果を実感できたので、第2回目も実行。今回はジョグジャカルタ市の端に位置する全6室の小さなヴィラ Alamanda Family Villas & Pool に泊まりました。ラーマーヤナ柄のバティックが飾られたジャワ様式の部屋からは田んぼが見え、ジョグジャカルタらしさを存分に感じられる場所でした。
インドネシアでは6月中旬からデルタ株の蔓延により爆発的に感染が拡大し始め、今回の旅行もこれまでより緊張感が高まっているなかでのことでした。本当は道中でどこか1カ所くらい子どもの楽しめそうな場所に立ち寄りたかったのですが、断念。
14時ごろに自宅を出、途中コンビニでお菓子や飲み物を買って、15時すぎにチェックイン。貸切状態のプールで遊び、夕方に宿の周りを散歩して、夕食は、出発前にご近所さんからいただいたのでそのまま持ってきたアヤム・ゴレンやナシ・クルバンを部屋で食べました。
テンション高くはしゃぎどおしだった子どもたちは21時前には就寝。子ども達が静まり、テレビも消すと本当に静か。田んぼから聞こえる虫とカエルの声がとても心地よい夜を過ごせました。
翌日は朝6時に起き、ヴィラの周りを1時間ほど散歩。アラカルトメニューの朝食を部屋でのんびり楽しみ、再びプールへ。11時すぎにオーナーやスタッフに見送られ、ヴィラを発ちました。
このヴィラは名前にファミリーとついているとおり、家族連れにぴったりです。
一番小さなヴィラでも50㎡、最大収容人数大人3名 + 子ども1名。7名用や8名用の大きなヴィラもあります。敷地はそんなに大きくないですが、各ヴィラがすこしずつ離れて建っているのと、入口やパティオの方角を計算して建てているため、他の宿泊客と顔を合わせることも少なく、プライベート感が強いです。市中心部まで車で15分、ボロブドゥールまで車で45分。
一番小さなヴィラで1泊1室朝食付きで5,400円ほどなのでコスパ◎です。
テーマパークやプールに連れて行ってあげることもできないこのご時世でも日々成長する子どもたち。特に上の子は幼稚園にも行けず、このままでは幼い時の記憶があまりにも淡白なものになってしまうんじゃないか、と…。状況的にも経済的にも1ヶ月に1回が精一杯だけど、普段とはちがう体験を作ってあげたいなと思います。また何より、私自身にとって、好きな服を着て ( 普段は動きやすさと快適さと扱いやすさ重視の服装ばかり )、化粧をして ( 普段はノーメイク )、綺麗に整えられた空間で過ごす ( 自宅は散らかり放題 ) ことは精神バランスを保つうえでとても大切だと感じています。感染対策を心がけているとはいえ、コロナ禍に幼い子を連れて不要不急の旅。完全なるわたしのエゴ。葛藤がないわけではないけれど、来月もどこかに行けたらいいな。