【旅日記】2025年6月某日 バトゥ自然体験ツアー ( 同行 )

今回は小中学生向けのスタディツアー。
場所は東ジャワ州バトゥ。マランから車で30分弱で行けるにも関わらず、高地で涼しく、野菜の産地・別荘地・インドネシア人観光客に人気の大型テーマパークがいくつもあるエリアとして知られています。今回はバトゥに2泊し、自然のなかで学び遊ぶツアーに先行ランナーとして同行してきました。

1日目
まず最初の見学地は野菜市場。基本10kg売りという卸市場です。小売市場のように店舗があるわけではなく、近辺で収穫されたばかりの野菜を積んだ軽トラが敷地内まで入り、軽トラのまま販売していて大迫力。引っ切りなしに通り行くバイクや軽トラを警戒しながらの見学ではありましたが、なかなか一般の人が来ない、豪快な様子を見ることができます。
次は蜂蜜工房。蜂よけネット付き帽子を被って巣箱から蜂を見たり、蜂蜜のテイスティングやボトル詰め作業を体験。他のグループが入っていなかったこともあり、かなりじっくり案内してもらえました。昼食の後は、地元の農家さんのご協力を得て、カリフラワーの収穫体験。カリフラワーは実だけではなく実の周りについている葉っぱも一緒に刈りとるのがポイントだそう。大きな袋に詰め放題!全員の合計、なんと45kg!!快くご協力くださった農家さん、ありがとうございました。
周辺には販売用のバラやアンスリウム畑あり、カリフラワーと一緒にレタスあり、トウモロコシあり、イチゴのハウス栽培ありと一つのエリアでいろんな作物が作られていて土地の豊かさを見ることもできました。

2日目
朝からホテルのキッズコーナーをお借りして、地元の凧揚げ名人指導のもと凧作りからスタート。ジャワ島の田舎では今でも凧揚げはメジャーな遊びで、田んぼや畑で凧遊びしている光景によく出会います。日本ではビニール製が多いですが、こちらでは紙。竹製の骨にのりで紙を貼りつけ、糸を通して完成。シンプルな工程ですが意外に難しい。その後、作った凧を持ってサッカー場に移動し、実際に凧揚げ。コツをつかむまではちょっと何度も墜落してしまいますが、一度コツをつかむと空高く、滞空時間長く飛ばす子も。ガイドはじめ大人も童心に返って一緒に遊んだほのぼの時間となりました。ちなみに紙でも案外破れないものなんです。今回も風にも隣の凧との絡みにも耐えました。
お次はラフティング。上流の初級〜中級コース ( 約1時間 ) にトライ。その後は、グアバ狩りや空中ブランコ写真を撮ったりし、夕食はキャンプファイヤー。
朝から夜まで盛りだくさんな1日でした。

3日目
最終日。チェックアウト後、落差84mの大きな滝チョバン・ロンドと同敷地内にある植木で造られた迷路「ラビリンス」へ。ジャワ島にはいたるところに滝がありますが、結構どこの滝も駐車場から遠く、時に沢渡りしないと見られないという滝もあるのですが、このチョバンロンドはすぐ近くまで車で行けるのがポイント。
休日はインドネシア人観光客でごった返すのですが、長期休暇直前ということでとても空いていて観光しやすかったです。
最後に昼食をとり、帰途につきました。

ツアー開始前日まで雨に見舞われていたバトゥですが、お客様のなかに強力な晴れ男/晴れ女がいるに違いないと思わせるくらいの晴天に恵まれ、当初の予定すべてを良い状態で体験してもらえて本当によかったです!農業体験や凧遊び体験など普段の一般観光ではないアクティビティを手配できたのはとても良い経験になりました。このような重要な旅行の手配をお任せくださり、ありがとうございました。