コロナ禍のなかで開港したジョグジャカルタ国際空港(YIA)。
開港以降、わたしはずっと見学に行く機会がないままでした。
でも、旅行業が本格的にカムバックするまでには絶対に一度実際に行って色々確認したいと思っていたところ、今回ようやくその機会を得て、実際にボロブドゥール→空港→ボロブドゥールと走ってみました。単に空港を見ただけですが、よく知らない場所に行くというだけでわくわくした「旅」でした。
まず、ボロブドゥールから空港まで、通常なら1時間半。高速はなく、大半が片側1車線の道を走ります。ただ、今日はレバラン休暇3日目。3年ぶりに行動規制のない長期休暇で多くの人がお出かけしており、道はすごく混んでいました。15:15に自宅を出発し、空港に着いたのは17:30 ( ちなみに空港周辺の道は片側2車線で渋滞なし )。
ジョグジャカルタ国際空港は3階構造。
1階が到着ロビー。大きな出口が1か所のみ。外はVIP駐車場とジョグジャカルタやボロブドゥールへの乗り合いバス乗り場。
M階が一般駐車場と空港駅。
2階が出発ロビー。
以前メインで使われていたプランバナン寺院近くのアジスチプト国際空港に比べると、巨大でモダン。「いかにも空港」っていう雰囲気の空港です。ただ、夕方という時間帯であったことと、やっぱりまだコロナのため便数も少ないので、巨大ホールはかなり閑散としていました。
到着ターミナル出口から2階へエスカレーターで上がり、ターミナルと反対方向に歩くとまず、抗原検査場。インドネシア国内移動にはまだ陰性証明書が必要な場合があるので、抗原検査場が設けられています。
そのまままっすぐ進むと右側に空港駅。空港駅 ‐ 途中のワテス駅 ‐ ジョグジャカルタ駅を結ぶ、新しくできた路線です。
今のところ、
・早朝から夜の早い時間まで10往復のみ。
・乗車券は予約不可、当日購入。片道 Rp 20,000。
・空港 ⇆ ジョグジャカルタ駅までは片道約40分。
一番早く、一番安く市内へと行ける方法ではありますが、なんせ本数が少ない。
鉄道好きの方や旅の時間に余裕のある方にはおすすめです。ちなみに全席指定制。満席の場合は次の便以降から購入可となります ( 試しに1枚買ってみようと試しましたが、この日の最終便がすでに満席。買えませんでした )。
駅から一般駐車場までは食堂や売店や土産物屋が並び、ターミナルを出ると一般駐車場です。
到着ターミナルから一般駐車場まで徒歩約7分。雨の日でも濡れることなく車まで到達できる造りになっています( ちなみにVIP駐車場のほうは到着ターミナル出口から車まで徒歩約30秒 )。
このまま出発ロビーも見たかったのですが、子どもが愚図りだしたので断念。
次は実際に飛行機に乗る機会をできるだけ早く作り、ターミナル内部や動線も確認したいです。
帰り道は帰り道でまた渋滞。帰りも2時間ちょっとかかり、家に着いたのは21:00。
長かったけど、収穫の多い日となりました。
運転しにくい状況のなか連れて行ってくれたパートナーと長いドライブに付き合ってくれた子どもたちよ、ありがとう。