ボロブドゥール・ライフ」カテゴリーアーカイブ

幻の故郷の味…

2019年11月2日

きのう家から一番近いショッピングモールに行ったときのこと。
スーパーで買い物しているとパートナーからメッセージ。「たこ焼き食べる?」
もちろん二つ返事です。故郷・大阪のとろ〜り熱々の、あのたこ焼きの味を思い出しニンマリ。

そして私が遭遇したたこ焼きがこちら。
Hayabusa Takoyaki。
まあ名前、ハヤブサでも何でも。
あれ、箱の絵がなぜかイカ…。

期待半分、恐ろしさ半分で蓋を開けると、赤い球体が5つ。
なぜ、こんなに赤い…?
そう、なんとチリソースがかかってたんです。
ううう…なんでチリソースかけちゃうの…(泣)。たこ焼きソースもかつお節もこのチリソースのおかげでアラ不思議、とたんにインドネシアの味。
( いや、わかってる!インドネシアの人の口に合うようカスタマイズするのはいいことやと。だけど!だけど… )

罪作りなハヤブサタコヤキめ。この一件から頭の中はたこ焼きでいっぱいです。

嗚呼、大阪のたこ焼き食べたい!

大統領就任式

2019年10月20日

本日2019年10月20日はジャカルタで大統領就任式がありました。
インドネシア共和国第7代大統領ジョコ・ウィドドの第2期目がスタートします。2期目のスローガンは “ Indonesia Maju ”。Majuとはインドネシア語で「進む」という意味です。

5年前の第1期就任式はあまり派手にしなかったそうですが、今回は大統領・副大統領のためのリムジンや外賓用のベンツを新調したりとかなり奮発していました ( ちなみに日本からは外務副大臣が参列されたようです )。
所信表明演説では、将来的には第5位の経済国家を目指すと宣言しました。

1期目はその親しみやすいキャラクターや市民階級出身という来歴だけではなく、政府内部のクリーン化やインフラ整備 ( ジャワ島の高速道路やジャカルタの地下鉄など ) などの功績を挙げ、国民の支持を得たジョコウィ大統領。
パプア情勢や首都移転計画など問題や新計画がどうなっていくのか。2期目にも期待です。

バティックの日

2019年10月2日

今日は “ バティックの日 Hari Batik National ” です。

2009年10月2日にユネスコによりバティックが世界文化遺産に認定を受けたことに基づいています。

グーグルのロゴもバティックになってました。
このグーグルのバティック、トラディショナルな柄と明るめのモダンなカラーがいい感じ!本物であれば即買いしてしまいそう。

“ 生きた文化遺産 ” であるバティック。ジャワ島の町を歩けば、色んなバティックに出会えます。

たばこ & タバコ & Tobacco

2019年9月29日

たばこ畑がそこらへんにあるボロブドゥール一帯では収穫作業が大詰めを迎えています。たばこは年に1回、乾季の終わりに一気に収穫し、細かく刻んで天日干し。ここまでが農家の仕事です。
たばこは作柄がその年の天候に大きく左右されるギャンブル性の高い作物だそうです。手間がかかるけれど、当たれば大きいが、外れると手間だけかかる代物に成り下がるんだとか。
今年は天候に恵まれ、いい葉がたくさん採れたそうですが、どこの農家も良かったため、高くは売れないかな…という状況だそうです。

世界の流れとは逆行するスモーキング天国インドネシア。
個人的には縁のない作物ですが、炎天下のなか一心に作業をする人々を見ていると、この人たちのためには、スモーキング天国のままでもいいのかな…という気がしてきます。

インドネシア映画を観ました。

2019年9月15日

今日は空港で仕事が2つ。2つの仕事のあいだが6時間あったので、Ambarrukmo Plazaのシネマで久しぶりに映画を観ました。
ハリウッド映画2本とインドネシア映画2本がかかっており、インドネシア映画のコメディをチョイス。かつて人気を博したWarkopi DKIという実在の芸人をモデルにした『WARKOPI DKI Reborn』という映画です。
内容は荒唐無稽の極み。途中で主人公はモロッコに飛んでしまうのですが、結局インドネシアに帰ってくることなくジ・エンド。館内が明るくなった瞬間、周りで観ているほかの人も「え!終わり?」という感じでした。どうやら続編があるようです。

映画館の座席は広くクッションも柔らかくて快適です。
冷房も効いています ( 寒いくらいに )。
たったRp 50,000で映画も観れたし、ゆっくり座って、頭の切り替えができました。

よし!じゃあ、次のお客様をお迎えに行きますか。

WESTLIFE in Borobudur

2019年8月31日

今日8月31日はボロブドゥール寺院でWESTLIFEのコンサートがあり、行ってきました。
正直なところ、私は全然知らなかったんです、WESTLIFE。でもインドネシアでは彼らが一世を風靡したころにかなり流行ったそうで、パートナーにとっては青春時代に繰り返し聴いた思い出深き歌がたくさんあるそうです ( 実際に来場者を見てみると同年代の人が多く、みんな完コピで歌ってました )。
前座があって、WESTLIFEが登場したのが20:30。そこから22:30まで約2時間のコンサートでした。

ちなみに、ボロブドゥール寺院はライトアップされてましたが、コンサート会場からは見えず(笑)。

それにしてもコンサートとはいいものですね。
プロのライブには、私のように初めて彼らの歌を聴く者にも響くものがありました。

Oishi Pan

2019年8月9日

ボロブドゥールから車で30分ほどのマグラン市内に「おいしいパン Oishi Pan」という名前のパティスリー & カフェがあります。

ここのクロワッサンはバターたっぷりで外がサクサクで、Oishi!カプチーノはエスプレッソの苦味とミルクの甘みが絶妙で、Oishi!フルーツタルトはキウイとグレープがふんだんにのっていて嬉し、Oishi!

最近お気に入りの口福タイムです。

サーモンピンク・サンセット

2019年8月8日

自然のことだから毎回違う。
山が見える日もあれば、深い霧に包まれることも。

今日は、日が落ちてから空がサーモンピンクに染まり、ストゥーパのシルエットとのコントラストがとても綺麗でした。

昼と夜のあいだの隙間の時間。マジックアワー。マグレブ。

静寂と旅情が混ざり合うボロブドゥール・サンセット。

ジャカルタ大停電のあとに

2019年8月6日

実はおととい2019年8月4日、首都ジャカルタ全体で大規模な停電がありました。セントラルコントローラーがダウンしたことが原因のようです。地下鉄や鉄道は軒並み運転不能。多くの人が線路を歩いていたり、駅で座り込んでいる姿が放映されました。1日経った今もニュースはしきりにこの停電の話題。日曜日の大都市にとって7時間の停電は大打撃だったようです。

きのう、そのニュースを「ふーん」と観ていたのですが、今日になってボロブドゥール一帯では「電気会社が検査をするのでボロブドゥールエリアでは8月6日の10時から15時までの7時間、送電を停止します」という嘘か真か定かでない情報が出回ってます。テレビで観ていたときは完全に他人事でしたが、嘘でも本当でもどちらにしても、こういうニュースが流れるほど、ジャカルタでの停電は大ごとだったんだなぁと実感しました。

後日談 : もしボロブドゥールでの7時間停電が本当だったら困ると思い、スマホやPCはフル充電し、炊飯器の残りのごはんも食べきり、さあ停電よ!いつでも来い!と身構えていたのに、結局電気は一度も止まることなく、快適な電気生活を送ることができました。フェイクニュースだったようです。あーあ。「停電してたからアイロンがけできなかった」と大義名分を振りかざして堂々と昼寝しようと思ってたのになぁ。

凧上げ

2019年7月30日

凧上げはジャワの子どもたちにとってメジャーな遊びです。

先日、ルンブン・スンギ寺院に行ったとき、境内で小学生の男の子たちが凧を上げていました。
椰子の木に引っかかったといっては、みんなで糸をひっぱり、糸が千切れたといっては、みんなでワーッと追いかける。
彼らの笑顔がはじけてました。
自分の小学生時代を見ているようで、ちょっとした郷愁にかられました。