タマリンドを効かせた酸味のある野菜スープ。
地方や家庭や店により、食材のチョイスや食べ方がバリエーションに富んだ家庭料理。
ピーナッツ・ジュウロクササゲ ( インドネシアではカチャン・パンジャン Kacang Panjang という名前の長い豆 )・ナンカ・茄子・ハヤトウリ・トマト・モヤシ・ニンジン・メリンジョ ( インドネシア原産の樹。葉や果実を食べる ) の葉・トウモロコシなど色んな野菜が入っています。隠し味にトラシ を加える場合も。
インドネシア料理レストランでどうぞ。
単純に「フルーツミックス」とも言えない、かと言って「サラダ」とも言えない食べ物です。
若いパイナップル・熟す前のパパイヤ・緑色の状態のマンゴー・キュウリ・スターフルーツ・レンブ・ヒカマ・ケドンドンといった熱帯アジアならではの果物・野菜を一口大にカットし、ピーナッツソースをかけたもの。
シャキッとした食感と果実の酸味にピーナッツソースとの不思議な融合が面白いです。
真昼に、主に手押し車で路上で売られています。
ジュパラとカリムンジャワの名物。
海辺の町や島ならではの海の魚がメインのスープ。
虱目魚 ( ミルクフィッシュ ) をライム・レモングラス・ジンジャー・唐辛子などで味付けし、スープに。
フレッシュな香りと色鮮やかな見た目が食欲をそそる一品です。酸味と辛味が効いた味わいも南国ならでは。
魚1匹まるまる使った量が出てくるので、数人でシェアして食べるのがベスト。
屋台や食堂やホテルのレストランでお昼から夜にかけて食べられます。
英名、サワーソップ。
果実は最大で長さ30cmほどになる大型のフルーツ。実は真っ白で、ぬめりがあり、水分を豊富に含んでいます。
オランダ統治時代に持ち込まれ、インドネシア全土に定着したそうです。
上品な甘さと酸味、爽やかな香りが特徴。
そのままフルーツとしても食べますが、ポピュラーなのはジュース。ジューススタンドやインドネシア料理レストランで飲めます。
マラン名物のヌードル。
あっさり塩味のスープに細く平たい麺を使い、トッピングに鶏挽肉・サニーレタス・揚げ点心を( 店によっては、さらに青菜や肉団子を添えるところも )。
もともとは中国から入ってきた麺料理がマランでチウ・ミーとして定着したそうです。
お昼から夜にかけて、専門店で食べられます。
牛のリブロースのスープです。
お肉、じゃがいも、ニンジン、トマトがごろごろ入っていて食べ応え満点、食欲をそそる色合いもいい。
ビーフの旨味と野菜の甘みがぎゅっとつまった澄んだスープは絶品。ライムを絞り、白いごはんといっしょに食べます。
他のローカルフードに比べ、やや高級。なので、屋台ではなく、専門店やインドネシア料理レストランで食べられます。
牛料理のなかで代表的なのはコレとソプ・ブントゥッの2つ。お肉好きな方はぜひどちらかトライしてみてください。
直訳すると「フレッシュな牛乳」。
もちろんスーパーやコンビニで牛乳は売られていますが、それとは区別して、夜の路上で飲めるのがコレ。
チョコレートやストロベリーなど定番のものから、玉子の黄身とハチミツ入りの変わり種などフレーバーがたくさん。どれも砂糖が入っていて甘いです。
あまり数は多くはありませんが、専門の屋台が夕方から夜更けまで開き、毎夜、大人がミルクとスナックを楽しみながら談笑したり物思いに耽ったりしています。
ジャワ語で「汚い・汚れた」という意味の “レテッ” という名の麺。衝撃的なこの名前はその灰色がかった茶色い麺の色から名付けられたそうです。
原料はキャッサバ。着色料を加えず、素材のままの色で、敢えて「汚い麺」と自ら呼ばれることで勝負しています。
発祥地であるジョグジャカルタ南部では、今でも牛を使った昔ながらの方法でこの麺を製造しています。
ミー・レテッ専門の食堂や屋台で、野菜・卵・鶏肉と合わせて焼きそばとして食べられます。
弾力のある、もっちりとした食感が特徴。