Try! 安くて美味いローカルフード」カテゴリーアーカイブ

【ローカルフード】タウト ( Tauto )

別名、タウト・プカロンガン Tauto Pekalongan または ソト・プカロンガン Soto Pekalongan。

中国やインドとの交易が盛んで外国文化を受けて発展した中部ジャワ北海岸の町・プカロンガンの名物。

タウチョ Tauco という中華系インドネシア人が発展させたという、発酵させた大豆のペーストに唐辛子やジャワ砂糖を加え、ソトにこのペーストを入れたもの。
鶏肉のソト・アヤム・タウトと牛肉のソト・サピ・タウトの2種が基本。

タウチョそのものが赤いため、ソトに加えるとお椀全体が赤く染まり、ふつうのソトに比べるとかなり辛そうに見えますが、辛味だけではなく大豆独特の風味も加わるのでコクが出てまろやかな味になり、旨し。

【ローカルフード】カリカ ( Carica )

ディエン高原でしか生のものを見られない、めずらしい山パパイヤ。

樹は平原地帯によくある普通のパパイヤと一見ほとんど同じですが、果実は大人のこぶしほどの大きさしかありません。
また皮も果肉も黄色なのが特徴です。

生のまま食べることはほとんどなく、ディエン高原周辺でシロップ漬けやドライフルーツに加工され、ディエン高原の特産品として販売されています。

【ローカルフード】バッソ ( Bakso )

インドネシア版ミートボール。

鶏肉や牛肉が主ですが、なかには魚や豚肉などいろんな種類があります。

どんな田舎の村でも、街中でも、手押し車や食堂でよく見かける、ローカルフードの代表格。

よくあるのは、日本のミートボールを一回り大きくした、お肉だけのバッソですが、専門店ではバッソ・ジャンボ ( Bakso Jumbo ) といって拳 ~ 赤ちゃんの頭くらいのビックサイズのものや、バッソ・タル― ( Bakso Telor ) といって中にゆで卵が入っているものなど、いろんな種類があります。

いずれも麺や春雨や青菜が入ったスープに浮かべて、スープと一緒に食べます。

【ローカルフード】ウェダン・ウー ( Wedang Uwuh )

ジャワ語で、Wedang は ” 飲み物 ”、Uwuh は ” ゴミ ” という意味。つまり、” ゴミみたいな飲み物 ” という面白い名前の飲み物。

ジョグジャカルタの名物。

乾燥させたスオウの皮・生姜・ナツメグ・シナモン・クローブ・カルダモン・レモングラスなどたくさんのハーブと氷砂糖を入れたもので、スパイシーな香りと味。スオウにより色がきれいな赤紫色です。

インドネシア料理を出すカジュアルなレストランでよくあります。
またお土産としても人気で、個装されたものがスーパーやお土産屋で売られています。

【ローカルフード】マグランガン ( Magelangan )

いわゆる、ソバメシ。
ナシ・ゴレンに、もれなく麺も入っているものです。

ボロブドゥールがあるマグラン県のB級グルメなので、名前もそのままMagelang + an で「マグランガン」と呼ばれています。

ナシ・ゴレンと区別してちゃんとメニューに載ってる場合もあれば、ナシ・ゴレンとしか書いてないけど、「麺も入れますか?」と聞かれたり、その店ではナシ・ゴレン = マグランガンなのか聞かれてないけど麺入りナシ・ゴレンが出てきたり、ケースは様々ですが、ボロブドゥールエリアでは遭遇率高し。

【ローカルフード】ビカ・アンボン ( Bika Ambon )

卵、砂糖、キャッサバ、サゴヤシ、ココナッツミルクを材料とし、パンダンリーフで香りづけしたケーキの一種。 敢えて泡抜きせずに焼くので、表面にたくさん気泡があるのが特徴。 独特の食感と優しい味がします。 名前に「アンボン ( マルク諸島の島の一つ )」とありますが、発祥はスマトラ島のメダンだと言われています。今ではジャワ島でも広くひろまっており、専門店でホールで売っていたり、スナック屋で個装で売っていたり。

【ローカルフード】パチェル ( Pecel )

ベジタリアンにもおすすめのご飯系フードといえばこれ、パチェル。

茹でた青菜、もやし、キャベツ、インゲンを白いご飯にたっぷり盛り、ピリ辛のピーナッツソースをかけた簡単な一品です。

食堂によってはこれに卵焼きや煮卵、揚げ物などを添えて出すので見た目以上に満腹感があります。

ご飯とピーナッツソースという不思議な組み合わせに聞こえますが、意外にイケます。

屋台や食堂などで朝から売られています。

【ローカルフード】ジャムゥ ( Jamu )

インドネシアの伝統漢方。
木の根・葉・幹・実・種などなどを乾燥させ、摺りつぶし、混ぜ合わせています。
ドリンク以外にも肌に直接塗る塗り薬もあります。

今でもジャワの人たちは、滋養強壮薬または体調改善薬としてよく用います。

効能はさまざま、味もさまざま。
古今東西問わず「良薬は口に苦し」。ジャムゥも例外ではなく、ものすごく苦いので、今では砂糖やシロップで甘味を加えて飲みやすくしています。

市場で売っていたり、露店があったり、行商のおばちゃんがいたり、朝食ビュッフェに出て来ていたり、意外と身近にあります。

【ローカルフード】ナシ・ゴドッ ( Nasi Godog )

ナシ・ゴレンの兄弟、ナシ・ゴドッ。

ナシ・ゴレンは有名で、レストランでもありますが、このナシ・ゴドッは屋台でしかお目にかかれない隠れキャラです。

鶏ガラスープに野菜、卵、鶏肉を入れて炒め、そこに白いご飯を入れて煮込んだ、インドネシア版おじや。

ナシ・ゴレンはちょっと重いな〜というときも、これならあっさりしていて、何となく食べられるから不思議。

【ローカルフード】ミー・ゴドッ ( Mie Godog )

フライパンで作る、煮込みヌードル。

鶏ガラスープにキャベツやトマトなどの野菜とたまご、それに鶏肉を入れて炒め、そこにモチっとした麺を投入し、しばらく煮込み出来上がり。
ニンニクや唐辛子がピリッと効いてて美味しいです。

具材も味付けもミー・ゴレンとほとんど同じ。

レストランではメニューに無いですが、ナシ・ゴレンやミー・ゴレンを出す屋台で食べられるローカルフードです。