【旅日記】2026年7月7日 超特急ジャカルタ散策 ( プライベート )

プラナカンな古い建物と現代的な曲線建物の組み合わせが、えも言えずジャカルタっぽい。

ジャカルタにある日本国大使館に用事があったので、ジョグジャカルタから往復列車利用でひとり旅をしてきました。夜行で行き、早朝に着いて、用事を済まし、昼ジャカルタ発の列車で帰ってくるという超特急旅。
ボロブドゥールという片田舎在住の身にとって、ジャカルタは大都会かつふだんの生活で自分が見ているインドネシアではないという意味で ” 異国 ”。知らない場所に行くというのは、たとえ短時間でも刺激的です。
自由気ままノープランの時間はとてもよいリフレッシュになりました。

23:11 ジョグジャカルタ駅発の列車は、スクールホリデーシーズンだったので満席。前日の夜に最後の数席を残すのみという状況ですべりこみで切符を購入しました。深夜でも駅は多くの人が行き交い、待合スペースでは座る場所もなし。みんな大きなスーツケースやジョグジャカルタ名物のバッピアの箱をかかえていました。列車は時間どおりに来て、数分停まり、時間どおりに出発。すでに車内の照明は落とされていて、就寝モード。エグゼクティブクラスは、最大限リクライニングしても後ろの人のスペースを大きく損なうことがないので、心置きなく倒し、付属のブランケットをかぶって寝ました。足元もかなり広いので足を伸ばせて快適なんですが、いささかシートが硬い。23:30ごろから4:30ごろまで爆睡した結果、背中と首がバキバキになってました。
朝の早いインドネシア。朝4:30ごろに人々は1日の活動を始めます。まだ薄暗いなか、線路沿いに住む人々が朝の支度をする様子は、ボロブドゥールあたりと変わりないはずなのに、旅の目で見るとなぜか印象的に、特別なものに見えてくる。定刻どおり5:45にジャカルタのガンビール駅に到着。まだ明けきらぬ空にモナスが聳え立っていました。聞いてはいたけど、ジャカルタは朝からもやっとした空気感。これもわたしからしたら都会の象徴。

駅を出て、さあ、どこに行こうか。大使館が開館する8:30まで2時間半ほど。こんな朝早くから開いてるのはどこだろう?と考えながら、適当に歩いているとトランスジャカルタの乗り場発見。乗り場のおじさんに、「この路線はどこに行くの?」と聞くと「モナスに行くよ」とのこと。知ってる名前だとやっぱり安心。とりあえず乗ってみる。1回乗車Rp 3,500は8年前に乗った時から変わっていない。物価が上がり続けているなか、がんばってる。バスに乗った途端に、「そうだ中華街に行こう。中華街に行きたい食堂があったんだ」と思い出した。調べてみたら、モナスで乗り換えて行けるらしい。モナスでコタ行きに乗り換え、グロドック Glodokで下車。大きな中華街入口の門を通れば、そこはインドネシアのなかのチャイナ!…というほど劇的に変わるわけではないけれど、薬局があったり、蘭州麺と漢字の看板がかかっていたり。ちょっと怪しい雰囲気に誘われて市場を通るとブタ肉屋があり、数珠屋があり、カエル肉屋があり。そこはかとなくチャイナな香りがちゃんとある。金徳院 Wihara Dharma Bhaktiをウロウロして、7:00すぎにLaksa Lao Hoeでラクサで朝食。Liang Teh ( 涼茶 ) というハーブ茶が出てきたことや、店先におじいちゃんが座っていることや、店を取り仕切ってるおばあさんの机にそろばんがあることがとても中国的。ラクサは丁寧に作られた家庭的な味がして美味しかった。朝ごはん Rp 47,000。朝食のあとに見に行ったGedung Candra Nayaという中国邸宅がとても良く、思いがけず長く居てしまい、大使館に着いたのが9:00。大使館では待ち時間なしですぐに手続きが終わり、書類を日本に送る手続きを近くの郵便局で終えたのが10:30。帰りの列車まであと3時間。せっかく一人なので行きたいリストにいくつかあるマニアックな博物館に行こうかなとも思ったけど、すごく暑かったのと、ちょっとゆっくりしたい ( 今までもゆっくりマイペースで動いていたけど ) と思い、前回の滞在で行けなかったGiyanti Coffee Roasteryへ。なんかヘンテコな建物 ( もともとは外だったところに後から屋根を追加している?) で、ビビッドカラーの壁がいい感じ。アイスコーヒーとキャロットケーキで早めの昼食 (Rp 150,000)。本を読みながら希望どおりゆっくりしました。
13:45に駅に戻り、定刻より10分ほど遅れてジャカルタ出発。このジャカルタ発の列車も満席。みんなここぞとばかりにお出かけするのね。帰りも出発してすぐ、爆睡。歳をとっても、どこでもいつでも寝られる体質は変わらないもんです。時々目が覚めたときに外を見ると、さっきの大都会はどこへやら。田んぼと山が広がるのどかな風景が寝ても覚めても続いています。
定刻より20分ほど遅れ、20:30ごろにジョグジャカルタ駅に戻って来ました。駅は今日も変わらず、旅人でいっぱい。やっぱり旅っていいよね。