パートナーがスラバヤで用事があったので、家族で行ってきました。
1日で済む用事だったのですが、5月以降ずっとバタバタしていたのと友人家族との旅行計画が流れてしまって時間がすこしあったので、泊まりがけで。…とは言えども、いつものことで、今回もほとんどノープラン。スラバヤからの帰りに突然パートナーがソロで高速を降りると言い出し、急遽ソロで1泊追加。おかげで行きたかった場所に行くことができました。
6月19日
朝9:00には仕事が終わるとのことだったのに、一向にパートナーは帰って来ず。午後2:00過ぎに帰って来たら、速攻でお昼寝スヤスヤ。スラバヤで夕食に美味しいものを食べようと話していたのは、泡となって消え、わたしも長男も不満タラタラ。結局夜7:00にボロブドゥールを出発し、ナイトドライブとなりました。
6月20日
パートナーが眠気覚ましのためにサービスエリアで何度も停まったり下道を走ったりしたので、スラバヤのホテルに着いたのはまさかの早朝4:30。ひっそりと暗いレセプションでチェックイン。
泊まったのは、Surabaya Suites Hotelです。ネットで見たとおり古さや設備面で足りない部分はありましたが、ショッピングモールに直接アクセスできることや部屋が広く絨毯敷きなので子どもが多少騒いでも安心という点でとてもよかったです。またレセプション・ドアマン・ルームキーパーなど出会ったすべてのホテルスタッフの対応がとても良かったのも印象的なホテルでした。
午前中はホテルで休み、午後からは用事を済ませるべくお出かけ。ところがパートナーの用事が手違いからか異常に時間がかかってしまい、車のなかでの待機が長引きに長引き、子どもたちはワーワーワーワー。ほとんど眠っていないことと午後の子どもたちの対応で本当に疲れてしまい、ホテル横のショッピングモールで夕飯を食べたいというパートナー ( この人はショッピングモールが大好き ) に子どもを預けて、わたしは脳みそをクールダウンするために1人Gojekで夕方にお出かけしました。
行先はスラバヤに来たら必ず行く中華系レストラン Apeng Kwetiau Medan。ここの餡かけクィテェオは絶品!そして相変わらず個々のスタッフたちのきびきびと統制されたサービスも見ていて気持ちがいい。本当はカフェでゆっくりコーヒー飲んだりしてオシャレな時間も過ごしたかったけど、こういう場合は長居すると次からパートナーが難色を示すので、食べてすぐに帰りました ( ちなみに、ホテルからお店までGojekは片道Rp 11,000、乗車時間約10分でした )。帰りのドライバーはスラバヤの下町の路地を走ってくれたので、大通りを走っているだけでは見ることができない、夕暮れの普通の人々の暮らしぶりが見られて面白かった。どこがどうとは言えないけれど、何となくボロブドゥールやジョグジャカルタの下町とは雰囲気がちょっとちがうんです。
6月21日
朝食後、部屋でごろごろしている時間がもったいなくて、またまたGojekでお出かけ。今回は子どもも連れて行きました ( Gojekは3回乗りましたが、ドライバー全員子連れ乗車快諾!そのうえ、ゆっくり走ってくれました。ありがとうございます。どの乗車も5分ほど、Rp 11,000 )。
まずは、ホテルからたった5分、スラバヤ市の中心部にひっそりとあるジョコ・ドログ像。13世紀ごろに造られた大きな仏像です。今から800年近く前のものとはちょっと信じがたい完成度と保存状態。仏陀が坐す台座にはサンスクリット文字が彫られていて興味深い。樹々が生い茂る小さな公園になっていて、この仏像のほかにも不完全なガネーシャ像やリンガなどもありました。公園内には近くに住む方々数人が集まっていて、しばらくおしゃべり。
次は、スラバヤ広場。きのう夕食レストランからホテルに帰る道すがら、とてもきれいにライトアップされているのを見て、気になったのでさっそく。建物の一角に入っていたツーリストインフォメーションで地図をもらい、いろいろ聞いたところ、去年12月にスラバヤ広場と改名し、ツーリストスポットとして開発中だとか。地下にはギャラリーがあり、スラバヤのアーティストたちが書いた絵画が展示されていました。白亜の建物が美しい場所ですが、個人的には夜のライトアップの姿の方が好きかな。今度は夜に来てカフェでコーヒーを飲みたいと思いました。
たった2か所、それも長男がブーブー言うなかでのスラバヤ観光でしたが、行ってよかったです。文句タレタレの長男もわからんちんの次男もスラバヤでのバイク4人乗りを覚えていてくれたらいいなと。スラバヤは観光のイメージがほとんどないですが、わたしにとっては観光地としてもポイントが高い町。オランダ統治時代の建物も多いし、中華系の人の比率が高いのか中部ジャワの町よりも漢字率が高く中華の香りがするのもオモシロイ。もとよりインドネシアの歴史にはよく登場する町だから細かく探すと色々あると思うんですよね。また次回来るときのために、常々情報収集しておこう。
正午前にホテルに戻ってパートナーと合流し、一路、ボロブドゥールへ。
…のつもりだったのが、パートナーが急に「ソロで高速降りるわ。ソロでなんか美味しいもん食べたい」と言い出し、それならもう1泊しようということになりました。選んだホテルは Solo Paragon Hotel & Residences のエグゼクティブルーム。広さ十分、2ベッドルーム、17階。そしてまたしてもショッピングモール直結。
17:00にチェックインして、18:30ごろに夕食へ。車で5分の BUBUR BAKAR & SOTO REMPAH BADRANにて。3人でやっている小さなお店。一人用土鍋で丁寧に作られたブブールとハーブたっぷりのソトのお店です。半露店で、壁にはアート、線路脇なので列車が通るのを見られるのもなんかいい。こういうお店、すごく好き。具材いろいろな熱々お粥も薬膳ソトもとても美味しかったです。
そのあとはホテルに戻り、ショッピングモールでぶらぶら。
夜、部屋からはソロの町の夜景が見られました。17階なんて高いところ、すごく久しぶり。高いところって気持ちいいものですね。
6月22日
朝食後にプールとキッズクラブでチェックアウトまで遊び、チェックアウトしてからソロの町をちょっとうろうろ。まず、ソロの名物料理が揃う老舗有名店、Selat Vien’s Pusat でスラッ・ソロとスプ・マタハリ。店内の絵がいい感じ。お昼どきというのもあったのでしょうが、すごく繁盛していました。その後は、Taman Cerdas Soekarno Hatta という公園で子どもたちを遊ばせ ( 思っていたよりも小さい公園でしたが、本格的?な恐竜やロボットの像があったり、滑り台やブランコがあるプレイグラウンドもあり、子どもたちは2時間も遊びました。入場無料 )、最後に Takoyaki Mr. Hiroshi でたこ焼きとラーメンをおなかいっぱい食べ ( やっぱり美味しい!日本の味を再現した良店!) 、高速を通って夜7時ごろに自宅に帰ってきました。
脈略もテーマもない、支離滅裂な内容の旅だったし、改めて子どもを連れての旅が大変で難しいということを感じた場面もありましたが、リフレッシュにはなったかな。