ボロブドゥール・ライフ」カテゴリーアーカイブ

募金活動

2018年8月15日

昨日、ジョグジャカルタからの帰り道で。

信号で停まったときに突如現れたダンサー4人組。

赤信号の間、伝統舞踊をポップスに合わせて踊っていました。両端は男の子です。それまでちょっとウトウトとしていましたが、思わずじっと見てしまいました。

実はこれ、先日ロンボク島で起きた地震への義援金を集める活動だそうです。集金係もいてドライバーの元までお金を集めに来ます。こんな楽しげな募金活動だったら協力したくなりますよね。

新習慣

2018年8月8日

大阪にいるころはまったくしていなかったのですが、こちらに来てからするようになったこと。

①ペディキュア
1年中常にサンダルなので足の爪が丸見え。なので、ちゃんとするようになりました。
ネイルサロンではマニキュアもペディキュアも Rp 150,000前後でできるんです!

②まつげエクステ
サンライズやジョンブラン洞窟に同行する日は朝2時とかに起きます。出来るだけお化粧にかける時間を減らしたい…ということで、試しにやってみたところ、楽!時短!
ジョグジャカルタにもまつエクサロンがあり、Rp 200,000くらいから。

③ヘッドスパ
ノーストレスの生活なので、心は軽いのですが、頭が重いと感じることが増えました。たまたま見つけたサロンではトリートメントをお願いするとヘッドマッサージをしてくれるので、定期的に通っています。Rp 50,000で極上の時間 ( 時々爆睡 )です。終わった後は髪も頭もスッキリ。

実用的な理由からではありますが、皮肉にも大阪にいるときよりも女子力はUPしたかもしれません(笑)。マニキュア・ペディキュア、まつエク、日本よりもリーズナブルです。

女子トラベラーの皆さん!旅行前バタバタで時間がなければ、こちらに来てからお手入れするアリですよ~。

日本

2018年7月25日

ジョグジャカルタには日本の食材を売っているお店がありません。
…正確に言うと、シンガポールのキッコーマンが作った醤油や上海で作られたうどん玉や怪しいすき焼きのタレは売ってますが、だしの素とか味醂とか味噌とかを売ってる店はまだありません。

ですから、我が家にある日本のものは母からの救援物資かお客様からの頂き物です。

先日、ジャカルタ在住のお客様から日清焼きそばU.F.O.をいただきました。
さっそく夜食としていただこうと蓋を開け、薬味の小袋の封を切ろうとして「あ!」と思ったんです。手で切れる!
焼きそばの昔懐かしい味にも震えましたが、この “ 手で切れる ” にも感動しました。いやー、日本企業の努力!素晴らしいです。日本にいるときは、手で開封するのが当たり前すぎて気付きませんでしたが、わざわざハサミを使わなくていいこの技術はすごい。こちらでは、どのブランドでもハサミじゃないと開けられません。そして液状の調味料が多いのでハサミの刃にべったりつくんです。大した労力ではないですが、手で開けるのと比べると雲泥の差です。

こちらに住み始めて、小さなことのなかから日本の良さに気づくことがちょくちょくありました。どちらかというと、日本にいたころは日本の悪いところばかりが目に入り、ちょっと日本に疲れていた私にとって、自分の国を見直すことができるのは、ありがたい副作用です。

日本の、日本人の、“ かゆいところにまで手が届くサービス ” はこの旅行の仕事でも十分活かせられるはず。日本で育ったからこそ自然に身についた(であろう)姿勢は、ここボロブドゥールに住んでもいつまでも忘れずにいたいなと思っています。

美容院

2018年7月25日

移住するにあたり、ハードルが高そうだなと思ってたのが美容院と歯医者です。

幸い、歯の方はこちらに来てから治療をしないといけない状況になってないのですが、美容院は案の定、地元のサロン3カ所でトライしましたが、なかなかしっくり来るところを探し当てられず、先日帰国したときには、空港に着いた足で美容院に直行しました。

日本ではずっとストレートの黒髪で、ちょっと気分転換で染めたいな…と思っていたのですが、定期的に手入れを任せられる美容師さんに出会えるまでは、手間のかからない黒髪で行くしかないな…と思っていたんです。

そして、今から約2ヶ月前にSNSで偶然見つけた美容院はオシャレ坊主頭の女性美容師さんがアシスタントの女の子とやっている住宅街の一角にあるところでした。スパーっとタバコをふかし、スラングを混ぜた英語を話す40代のその美容師さん。言うまでもなく私が出会ったなかで一番ファンキーなインドネシア人女性です。彼女は私の要望を的確に読み取ってくれて、期待どおりのスタイルに仕上げてくれました。

新しい場所に馴染んでいくというのは、こうやって普通の生活のなかで、新しい人と出会い、その人を信頼していくことなんだろうな…と思った一件でした。

【 後日談 】
この美容師さん、イタリアの田舎に嫁いでしまいました。
残念だけど、彼女の生き方、かっこいいな~と。
ということで、また美容院難民となってしまっています。

意外に涼しいんです

2018年7月17日

赤道直下ジャワ島は灼熱地獄のイメージがあると思うのですが、意外や意外。
日本の夏よりも過ごしやすいんです。

まあ日中はご想像どおり暑いですが、朝・晩は涼しいというよりは、ちょっと肌寒い。
( 今、夜中の2時。気温19℃です )

特に今年は涼しくて、クーラー・扇風機不要。
日中でも冷たいコーヒーよりも熱いコーヒー。
眠るときは毛布必須。

真夏の日本からこちらに来ると“ 避暑 ”です。

暑い暑いイメージで半袖だけだと風邪をひいてしまうかも。
ご旅行の際は、長袖の服やストールなどを忘れずに。

心の友

2018年7月2日

本家本元ではあまり知られていないものが、ある場所ではものすごく有名になっている…というのはときどきある話だと思いますが、ここインドネシアでまさにそうなのが、五輪真弓さんの歌「心の友」です。

日本にまったく関係や興味のない人でもインドネシア人なら誰でも知ってる、と言っても過言ではないくらい有名。私が日本人と知ると1番の歌詞をとうとうと歌ってくれたおじさんもいました。

最初は芸能情報に疎い私だけが知らないんだろうと思っていたのですが、どうやらそうではないようです。日本人のお客様に同行するときに毎回尋ねるのですが、性別問わず、どの世代の方の反応も微弱。「知ってる!知ってる!」となったことは今まで一度もありません(笑)。

聞いてみると確かにメロディーはインドネシア人が好みそうな昔懐かしのメロディーで、ゆっくりしたテンポなので歌詞も覚えやすそうです。

インドネシアで現地の人との会話に困った時は、このネタで乗り切りましょう!

インドネシアの a、i、u、e、o

2018年4月16日

義姉宅に貼られていたaiueo表。
2度見どころか、思わずじっくり見です。
まさかインドネシアの子どもたちも a、i、u、e、o で国語 ( インドネシア語 ) を勉強しているとは。

私の周りは誰も由来を知らなかったので、想像でしかありませんが、これは戦争中に日本が持ち込んだものが、そのまま残っているのではないかなぁ。
日本軍がジャワにいたのは1941年から敗戦までたった4年間ですが文化・教育・食・運輸網などハード面・ソフト面ともに日本のものを多く導入したそうです。

a、i、u、e、o が当時の名残だとしたら、こういうことを日本人としてちゃんと知っておくということが戦争を忘れないということになるんじゃないかな、と甥っ子が高らかに「 a、i、u、e、o 」と諳じているのを聞きながら思ったのでした。

朝のバイク便

ジャワでは市場が現役!ほとんどの家庭はスーパーではなく市場で毎日の食材を買っています。市場は深夜3時くらいから午後まで。早ければ早いほど賑わってます。
ボロブドゥールにも大きな市場がバスターミナルの前にあり、新鮮な野菜・果物・お肉・魚がズラリと並びます。特に野菜と果物は色鮮やかでダイナミック!
こちらに来た当初は毎日市場に行って彷徨ってました。ただ、わたしの家から市場は遠く、また市場ではキロ買いが基本で少人数の我が家では消化しきれないほど買うことになるので足が遠のいてしまいました。

もっぱら今わたしが利用しているのが写真のようなバイク便です。
彼らは市場で食材を仕入れ、市場から遠い村々を回ります。うちの場合、第1便はまだ明けていない5:15ごろに村の入り口に、そして第2便は8:00ごろに自宅前まで。彼らはキロ売りではなく、必要な分だけ売ってくれるので、食材を無駄にすることが減りありがたい限りです。

それに欲しいものがある時は、予約すると翌日に持ってきてくれるんです。

なぜかバイク便は若い男性が多く、おばちゃんたちに「 負けなさいよ!高いわよ!」なんてヤイヤイ言われているのが朝の光景です。

縦書きカレンダー

一見、普通のこのカレンダー。
ですがよく見てみるとくらっとしませんか?
そう、縦書きなんです。

もちろん、こちらでも日本で一般的な横書きカレンダーはあります。でもなぜか縦書きも存在してるんですよね。

縦書きカレンダーは他の国でもあるのでしょうか?私はこちらに来て初めて見て、軽い衝撃でした。
え、なんで縦書き?見にくい!って。

私は常々ジャワ人と日本人の感覚は似ているところが多いと感じているのですが、この縦書きカレンダーを見ると、でもやっぱり時間とか日付に関する感覚は全然違うのかもなとも思います。

大きな変化

2018年3月24日

2018年3月でボロブドゥールに移住して満2年になります。

日本人のお客様からだけではなく、いろいろな国の方から「日本とここでの暮らしは全然違うでしょう!?よく馴染めるね」と言われます。

日本での生活と比べ違うことを挙げるとキリがありません。
でも、不便かと聞かれると、そうでもありません。

インドネシアのジャワ島に行くと告げた時、弟はジャングルで原始生活をする私の様子が脳裏をよぎったそうですが、水道・ガス・電気のライフラインは揃ってるし、洗濯機・炊飯器・扇風機など生活に必要最低限の電化製品もちゃんとある生活をしています。

ただ、見落としていた体の変化に驚いています。
足です。

こちらではトレッキングシューズを履くとき以外は外でも家でもサンダルなので、裸足です。
しかも1日に何度も水で洗います。
だからでしょうか、足の皮が脱皮し、より分厚い足に生まれ変わりました。
そして足だけ異様に黒いです。
足だけだと間違いなくジャワ人です。

今のところ、これが一番大きな変化です。