安全な旅のために」カテゴリーアーカイブ

【お役立ち情報】卵と野菜

インドネシアでも、卵・野菜は普遍的な食材で、いろんな料理に使います。
ただ、日本とは食品の管理方法がちがうので、旅行中の腹痛や下痢を避けるため、すこし注意をしてください。



インドネシアでは生で食べる習慣はありません。
ただ、市場やお店でも家庭でも常温保存しているところが多いです。
日本の鶏卵衛生管理基準だと、
①気温28℃で常温保存した場合、安全に食べられる期間は約2週間
②2週間以上経った卵も60℃以上の熱で1分以上加熱すれば菌は死滅するため、加熱した卵は食べても大丈夫
とのことなので、そこまで神経質になる必要はありませんが、念のため、卵料理はしっかりと火の通ったものを食べるようにしてください。

野菜
野菜も基本的には生で食べる習慣はありません。
生で出てくる野菜といえば、朝食ビュッフェのサラダバー。それから、ナシ・ゴレンミー・ゴレンに添えられるキュウリとトマト。
個人的な意見としては、外国人が泊まるようなホテルのサラダバーはきちんと管理された野菜が使われているので大丈夫だと思います。
ナシ・ゴレンなどに添えられたキュウリやトマトは常温で保存されているものが多く、また水道水で洗っている可能性が高いので、食べないほうが無難かと思います。

【お役立ち情報】治安

このページは、観光の中心となる中部ジャワおよび東ジャワについて書いています。ジャワ島の他の地域・インドネシアのほかの島では状況が異なります。


簡潔に言うと、中部ジャワ・東ジャワの治安は、とてもいいです。

どうしてそう言い切れるかというと、次の3点が理由です。
①宗教の教えが浸透している
②物乞い・ホームレス・ストリートチルドレンがいない
③地域的な性格

①人の嫌がることをしない・欲望をコントロールする・貧しい人を助けるといった宗教上の概念が広く共有されています。これはあらゆる犯罪の抑止につながっていますが、特に盗難・スリ・痴漢・レイプといった旅人に起こりやすい犯罪に対して効いています。
②こちらでは血のつながりが強いです。遠い親戚でも困った状況に陥っているような人がいたら一緒に住んだり、援助したりするのが当たり前なので、路上で暮らさなければならなくなるまで追い込まれる人がほとんどいません。
③恵まれた気候・土地のジャワ島はとても豊かです。お米・野菜・果物はよくできます。また水も豊富です。贅沢を言わなければ、ほとんどお金がなくても生きていけるので、お金に対する執着が弱いです。

あと、よくガイドブックやネットには「ぼったくりに注意!!」などと書かれていますよね。
治安のいい中部ジャワ・東ジャワでもぼったくりはあります。
例えば、馬車や人力車 ( ベチャ ) や交渉制タクシーなどは地元客 <インドネシア人観光客 <外国人観光客と料金が上がります。でも笑ってしまうくらい微々たる金額しか上乗せしていません。…というか、運転手にしてみれば十分な額を上乗せしているのですが、日本人の感覚からすると数十円~数百円程度です。なので、この程度なら地元客と同じ値段まで下げろと交渉するのではなく、すこし下がればいいかなくらいの優しい気持ちで交渉し、お互いが気持ちよく合意できるシチュエーションに持っていった方がいい、というのが個人的な意見です。気持ちよく仕事を依頼すると、気持ちのよいサービスを返してくれます。

あと、今はもうほとんど聞きませんがすこし昔に実際にあったトラブルの例を紹介します。
いずれも場所はジョグジャカルタの繁華街マリオボロです。

【 ケース1 】
ベチャのおじさんが無料で乗せてくれるというので乗ったらお土産屋に連れて行かれ、何か買うまで店を出してくれなかった。
→ タダほど高いものはないと肝に銘じてください。今でもマリオボロの馬車やベチャはとても安い料金を言ってくることがあります ( 30分でRp 10,000とか )。あまりにも安い料金はトラブルの元ですので避けてください。

【 ケース2 】
露店で食事をしたら食後に法外な料金を請求された。
→ マリオボロでは価格を表に出していない店では飲み食いしない、もしくは注文する前に必ず値段を確認してください ( 今ではほとんどの店が価格を表示しています )。

治安がいいのは本当ですが、あくまでも外国です。日本とはちがう背景・ちがう考え方がある場所です。
・貴重品はしっかりと管理する ( カメラ・スマホをその辺に置かない )
・大量の紙幣を見せない
・甘い誘惑やおいしい話に乗らない
・肌の露出が高い服は着ない
など、トラブルを招かないよう、基本的なことは徹底してください。


インドネシア語で警察はポリシ Polisi です。
小さな町にも派出所があります。大きな町の大きな警察署なら別ですが、一般的には英語は通じません ( 日本語はもっと通じません )。警察に赴く際は、通訳を連れて行く方が賢明です。


トラブルに遭ったら…
困ったときはお互い様です。本当に困った状況になっしまったときは、遠慮なくご連絡ください。
電話番号 : +62-82-133-999-090 ( 日本語可 )
LINE ID : javanava-travelcafe

在ジャワ島日本大使館・領事館はこちらです。
在ジャカルタ日本大使館 ( 平日 8:30 – 16:00 )   電話番号 : +62-21-3192-4308
在スラバヤ日本領事館 ( 平日 8:30 – 16:15 )  電話番号 : +62-31-503‐0008

【お役立ち情報】水と氷


水道水は飲めません。
ホテルでは人数分のミネラルウォーターが部屋に用意されています。飲み水としてはもちろん、歯磨きの時もミネラルウォーターを使った方がいいです。
自動販売機はありませんが、ミネラルウオーターはコンビニ・スーパー・雑貨店などどこでも売っていて、24時間入手可能です。1本 Rp 3,000~です。

カフェやレストランでは水は注文しないと出てきません。
注文した場合、だいたいはミネラルウォーターがペットボトルのまま出てきます。
時々ローカ食堂や露店ではテーブルの上に小さなカップの水が置かれていることがありますが、これも有料です。

一般家庭でも水道水は必ず煮沸させ冷却したものを飲みます。
もしも一般家庭に招かれ、水が出てきた場合も安心して飲めます。ただ、こちらは水は常温で飲む人が多いので、一般家庭で出てくる水は常温がほとんどです。


外国人が来るレストラン・ホテルで出てくる氷はミネラルウォーターで作られています。地元の人向けのローカル食堂や一般家庭でも普通は氷も煮沸した水を使うので、たいていの場合は大丈夫と言えます。ただ体調が良くないとか敏感な方はやめておいた方が賢明です。

食堂でもレストランでも冷たい飲み物を注文した場合には氷が入っています。
氷抜きの常温の飲み物が欲しい場合は、必ず氷抜きと伝えてください。


水・氷に関するインドネシア語

Air ( アイール )= 水
Air Mineral ( アイール・ミネラル )= ミネラルウォーター
Air Botol ( アイール・ボトル )= ペットボトルの水
Air Putih ( アイール・プティ )= 煮沸した水・飲み水

Es ( エス )= 氷
Pakai Es ( パカイ・エス )= 氷入り
Tidak Pakai Es ( ティダック・パカイ・エス )= 氷なし

【お役立ち情報】薬局・病院

体調を崩してしまったとき、けがをしたときのための参考に。

薬局
こちらでは薬局を アポテック Apotek と言います。
町を走っているとこの看板がたくさんあることに気付くと思います。どんな小さな町にも必ず1軒はあります。また24時間営業の薬局もあります。
のど飴・薬全般・絆創膏・サロンパス・消毒液・包帯・マスクなどたいていのものは手に入ります。

病院
病院はインドネシア語で ルマー・サキッ Rumah Sakit です。
診療所やクリニックなどの小さなところであれば、小さな町にも必ず1軒はあります。
大きな病院となると大きな町まで行くことになります。大きな病院だと英語は通じます。ただし、残念ながら、日本語が解る医師・看護師はいません。


番外編です。
こちらでは、なんとなく調子がよくない、元気がない、微熱があるというときには西洋医学ではなくマッサージやジャムゥ ( インドネシア漢方 ) から試してみるという考え方をする人がたくさんいます。

マッサージ
インドネシア語でマッサージは Pijat ( ピジャッ ) または Bijat ( ビジャッ ) です。
リラックスや美容・痩身のためではなく、疲労回復・体質改善のためのマッサージです。こういうタイプのマッサージはチェーン展開しているマッサージ屋やホテルのスパではなく、個人的にやっている腕のいいマッサージ師のマッサージの方が効きます。

ジャムゥ
滋養強壮・精力増強に効くとされるインドネシアの伝統漢方です。実や木の皮・葉・根っこなどを材料としていいます。市場でも売っていますし、ジャムゥ売りのおばさんもいます。
飲むジャムゥがメジャーですが、肌に塗るジャムゥもあります。


トラブルに遭ったら…
困ったときはお互い様です。本当に困った状況になっしまったときは、遠慮なくご連絡ください。
電話番号 : +62-82-133-999-090 ( 日本語可 )
LINE ID : javanava-travelcafe

在ジャワ島日本大使館・領事館はこちらです。
在ジャカルタ日本大使館 ( 平日 8:30 – 16:00 )   電話番号 : +62-21-3192-4308
在スラバヤ日本領事館 ( 平日 8:30 – 16:15 )  電話番号 : +62-31-503‐0008